氏 名
赤塚 忠男
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
令和02年11月01日
表 題

 明神岳登山

本   文 

 明神岳、上高地を訪れた方は必ず目にする山です。5つの岩峰からなり、その主峰は2931mもある高い山ですが、前穂高岳3090m(11位)の隣で目立たず、登山道がなく登られない不遇の山と言う方もいます。

 冬の間、ジムでのボルダリングやゲレンデでのクライミング練習を行っています。練習だけではマンネリ化しますので、アクセントにクライミング要素が交じる明神岳に登ってきました。ルートは一日目岳沢小屋泊。二日目は先ず前穂高岳に登り、明神岳との間にあるコル(鞍部)まで下り、ここから明神岳Ⅰ峰からⅤ峰へ巡るコースです。

 練習との違いは、登山靴を履き、荷物を背負い、一回きりのチャレンジ、より高度感が増すと言った所です。ここはソロでは無理なためガイドツアーに参加しています。

 ガスに包まれ、眺望がいまいちの山歩きで楽しさ半分となりました。浮石だらけの薄い踏み跡、地震による崩落地の道なき迂回路、クライミング力の拙さと色々と勉強させて頂きました。練習にはより真面目に取り組まねば!

写真説明
 写真-1 上高地 河童橋付近からの明神岳。
 写真-2 前穂高岳山頂から明神岳を望む。
 写真-3 前穂から約280m下ってコルに。そこから傾斜70°の岩稜登り。
 写真-4 写真-3を登るとⅠ峰とその稜線がはっきり見える。
 写真-5 Ⅰ峰を下りると今回の核心部 Ⅱ峰の傾斜80°の岩壁を登る。
 写真-6 Ⅳ峰を背にⅤ峰での記念撮影。下山は南西尾根1000mの激下りでした。

以上 

       
 
写真-1
 
写真-2
 
写真-3
 
             
       
 
写真-4
 
写真-5
 
写真-6 
 
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