氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
令和01年12月08日
表 題

 呑釣日誌2019秋の巻最終版

本   文 

 呑釣会春季釣行の反省会を兼ねた今年の6月の呑呑会で、Y氏が思い詰めた表情でこのように切り出した。「下田屋の女将さんに今までお世話になった御礼を、直接ハグして伝えないと気が済まない。S氏同様、釣りはやれないが、秋の式根島は行きたい!」と、11月22日(金)新谷修、山口義之、大内健伍、平中勇三郎、横道忠、小川友哉の6名が早朝曇り空の中、竹芝港に参集した。8:35竹芝港出航後、大島までは平穏に就航していたが、大島を過ぎてから風雨が強くなり利島は欠航。新島を経て大雨の中11:45式根島に無事到着した。

 強い風雨が止まないので釣りを諦めて、昼食後から夕食時まで呑呑会となった。結局この日は竹芝桟橋で缶ビール、船内でウィスキーと昼飯に瓶ビール、その後の呑呑会で焼酎、夕食でワイン、瓶ビール、焼酎、食後の呑呑会で焼酎、ウィスキーと、一日中飲んでいたことになる。呑み助は誰だ!

 11月23日(土)この日は風雨も強く全船欠航で、釣りには全く不向きな天候となった。とにかく竿を出さなくてはと、宿の親父さんに相談して野伏港の港内へ出かけた。暫くすると親父さんが「満潮になると波が桟橋を乗り越えて危険だから引き上げる」と、トラックで迎えに来た。何としても釣りをしたい我々は、親父さんの案内で安全な式根港の船溜まりに行き釣りを再開した。

 大内、横道、小川の3人が竿を出し、新谷、山口、平中、の3人が車中で待機しながらの見物、釣り指導(?)となった。強風も止まず当たりもないので11時過ぎに引き上げた。昼過ぎからは全く昨日と同様の過ごし方となった。夕食前に皆で憩いの湯に行き温泉に浸かった。冷えた体が温まり夕食時のビールが旨かったのが唯一の救いか?

 11月24日(日)、昨日の余波で9時過ぎの下り船は式根島に着桟出来なかったので帰れるか心配したが、11時過ぎの登り船は無事に着桟し乗船する事が出来た。大型客船で大島に行き、14:35の高速ジェット船に乗り替え、15:35無事久里浜港に帰着した。今釣行は雨男がいたのか天候に恵まれず釣りが出来なかったのが心残りである。

*今回の釣果及びエピソード
・釣果 メジナ 1匹 オジサン 3匹
・美酒・美肴に感謝
  今回の釣行が最後となるので、下田屋さんに記念品を贈呈し、夕食時には呑釣会を代表して新谷会長から、新鮮な魚料理や美味しい酒を提供して頂いた事に御礼を申し上げた。今夕食にもアカハタの生き造り、鰹とアカイカの刺身、伊勢海老が丸ごと入った味噌汁等が出され満喫した。下田屋さんの美酒、美肴に感謝・感謝。
・思い出話のあれこれ
  今回の釣行は呑呑会の時間が長かったので、思い出話に花が咲いた。高価な釣竿を怪魚に持ち逃げされたY氏、ウミネコを釣上げ悪戦苦闘したH氏、イソメで伊勢海老を釣上げたY氏、指の怪我を島のスーパの女店員に診療所で診てもらうことを勧められ、治療所で治療を受けたS氏等々。今まで多くの話題を提供してくれたS氏には特に感謝・感謝

  “釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”
 本編が呑釣日誌の最終版となりました。長い間のご愛読に感謝申し上げます。呑釣会員一同

以上 

       
 
野伏港釣り場
 
式根港釣り場
 
魚料理
 
             
       
 
夕食風景
 
呑呑会
 
全員集合
 
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