氏 名
甲田 光男
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
平成31年01月16日
表 題

 山芋掘り

本   文 

 中学時代から50年以上続けている年中行事があります。毎年、年末から年始にかけて実 家近くの山で天然の山芋(自然薯)を掘って正月にとろろ汁を作っています。

 山芋の蔓(葉)は秋に黄葉し、冬には枯れてしまうため冬場に探すのは非常に難しくなりま す。若い頃は冬でも時間をかければ探すこともできましたが、今は視力も衰えて無理なので、 最近は専ら秋に探して目印をつけておき、正月休みに掘るというパターンを続けています。 山芋の大きさにもよりますが1、2本あれば10人前くらいのとろろ汁ができます。天然物 は市販されている物に比べて粘度が高く、香りも味も抜群です。私の作るとろろ汁も大変評 判がよく自画自賛しています。

 山芋掘りと言えば、保土ヶ谷寮時代を思い出します。当時は寮の周辺にも山林が多く、山 芋がたくさんありました。関東ローム層のためか、石ころもなく大物がよく取れました。そ の分深く掘る必要があり、多分2m位は掘ったかと思います。秋になると賄いの工藤さんを はじめ有志で出かけ、寮生全員分のとろろ汁を作ったことなどが懐かしく思い出されます。
 これからも体力の限り続けたいと考えていますがあと何年できるかなあ。頑張ります。

以上 

       
 
11月中旬 山芋の黄葉
 
掘削作業中盤
 
奮闘中
 
             
       
 
掘削終了
 
掘り出し物
 
掘削穴の埋戻し
 
             
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