氏 名
 濁川 昭良
 所 属
KSS OB会
 掲 載 日
平成30年10月16日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 この度はKSS OB会総会において、喜寿の記念写真を撮っていただき誠に有難うございました。昭和35年第一期生として入社した当時を思い起こせば、川崎工場が立地している浮島地区は埋立て地であり、工場はまだ何も建設されておらず、あたり一面砂漠状態でした。新入社員の大半は、東燃清水工場に約半年間の実習に行きお世話になり、そこで仕事を覚えると同時に仲間とともに楽しい寮生活をさせて頂きました。

 半年後、川崎に帰って来たころには工場の建設も急ピッチで進み、10月には常圧蒸留装置の運転が始まり、広大な浮島地区でトップを切って操業が開始され、そのあとはナフサ洗滌装置や灯軽油脱硫装置、接触改質装置など各種プラントが順次稼働されました。

 現役時代にはこれら装置のマニュアル・SOP作成や運転にたずさわり、また青森の石油備蓄勤務時は、原油タンク上での融雪作業や配管の凍結防止作業等、川崎では殆ど体験出来ないような事も経験しました。川崎や青森でのこのような様々な経験はその後の人生に大いに役立っており感謝しています。

 退職後は、約7年間ビル管理会社で働き、その後は、自治会の役員を数年間経験しました。現在は、ボランティアとして学童下校時の見守り活動への参加と、地域の高齢者クラブ役員として、PCを使用し毎月の会報の作成、バス旅行や見学会等各種イベントの企画にたずさわり、それなりに忙しい日々を過ごしています。

 このように自分としてほぼ満足のいく人生を歩めていることは、皆様方のお陰と感謝しております。有難うございました。

以上 

   
 
KSSOB会懇親会にて
 
     
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