氏 名
 柿沼 忠行
 所 属
KSS OB会
 掲 載 日
平成30年10月16日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 私は、昭和35年(1960年)4月に茨城県立水戸商業高校から日網石油精製(キグナス石油精製の前身))に入社しました。同社は、昭和33年11月に設立し、私達(学卒2名、高卒男子45名、高卒女子3名:合計50名)が新卒第1期生として入社した時は、川崎工場では第1期工事の真最中でした。同年10月には第1期工事が完成し、親会社の東燃をはじめ多くのご来賓と一緒に竣工式が盛大に挙行されたことを想い出します。

 最初に配属された人事課では8年間勤務し、その後管理部門(製油管理課、製造計画課)で19年間のあと、総務課、人事課で6年間勤務し、平成5年から10年までの5年間は日本地下石油備蓄・串木野事業所に出向しました。出向が解除された平成10年6月に、当時導入された早期退職制度により57歳で退職しました。

 良き上司・先輩・そして同期入社の多くの同僚のお蔭で、38年間の楽しい会社生活を送ることが出来ました。特に、鹿児島県串木野市での生活は楽しい想い出が沢山あります。衷心より感謝です。

 還暦後は、地元の老人会に入会し、自治会活動にも参加して、多くの人達と出来るだけ多く接触するよう心掛けております。趣味の囲碁、将棋、麻雀は、最近では実戦の機会がないため、暇をみてはパソコンでの勝負を楽しんでいます。

 近頃は足、腰が弱くなり閉口していますが、「人の世は山坂多い旅の道」の中で、迎えが来たら「せくな老楽(おいらく)はこれからよ」ということで、喜寿をお迎えのご同輩の皆様、「これからの人生は無病息災」を念頭に楽しもうではありませんか。

以上 

   
 
KSSOB会懇親会にて
 
     
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