氏 名
 田村 精司
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成30年06月08日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 先日のOB会で喜寿を祝っていただきました。私の77年間を振り返ってみます。

 1941年3月、満州奉天市生まれ。6人兄妹の5番目。終戦1年後に引き上げ、2年間東京の親戚に寄留後、大阪に転居、小中高大と大阪で暮らす。自称大阪人。趣味は読書と音楽。中高時代は新聞部、大学時代はオーケストラでフルートを吹いていた。専門は化学工学。

 1963年、東燃に入社。プロセスエンジニアとして、38年間会社にお世話になる。入社後4年間の和歌山勤務を除けば、東京と川崎中心の勤務。この間、技術製造部門で、いくつかのプロジェクトに参加する。川工FCCの設計、CCR(KSS)の導入、H-OILの導入計画等が深く思い出に残っている。

 一昨年、川工OB会の工場見学に参加して、その後のプラントを間近に眺める機会があった。プロジェクトの一端を担った設備が、時代を超えて生き残っていってくれることを願っている。

 2001年、東燃を退職。爾来17年、健康のために毎日1万歩のウォーキングを続けてきたが、最近は散歩レベルの歩幅と速度。海外旅行も足腰が弱ってきてだいぶ遠のいた。今は、いくつかの病気を抱えながら、好きな読書と、音楽の趣味を続けている。週2、3回の区立図書館通い、週1回の男声合唱練習、月2回の「大人のためのオーケストラ教室」参加(パートはフルート)。月1回のN響鑑賞。合唱や楽器の演奏はそれなりの身体機能が必要とされる。何時まで続けられるか。さてその後は・・・。

以上 

   
 
総会会場にて
 
     
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