氏 名
 平中 勇三郎
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成30年06月01日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 この度は皆様に喜寿のお祝いをしていただき有難うございました。

 昭和39年4月に入社した時は、こんな歳まで元気にしているとは想像もつきませんでした。当時は55歳定年で、職場に定年のご挨拶に来られた先輩の方々は本当にご高齢で、長い間ご苦労様とのお声がけを心からさせていただいたものでした。しかし今は、55歳はまだまだ若造で、還暦、古希も単なる通過点で喜寿になって、ああ、もうこんな歳になっていたのかと思う次第です。

 60歳の定年退職の時は、丁度Windowsが開花した時代でパソコンに興味を持ち、爾来HPの作成、高齢者向けパソコン教室のボランティア、等々で毎日を忙しく、かつ、楽しく過ごしてきました。

 最近介護の世界で、回想法と言って昔のころを思い出させて脳を活性化し、認知症の進行を抑えるという手法が注目されてきています。デイサービスなどに出かけ、パソコンを使って、Google Map、ストリートビュー、YouTube、画像検索等を駆使して利用者さんに、生まれたところ、通った学校、当時はやった歌、昔旅行をしたところなどを見てもらうボランティア活動を始め、喜ばれています。社会貢献活動として今後も進めていこうと思っています。

 しかし、もうパソコン時代は過ぎつつあり、代わってスマホ時代に突入し、この変化に対応できず若者から「おじいちゃん、ご苦労様でした」と言われそうになってきました。これからは、スマホに挑戦する気力もなく、パソコンとガラケイをもってIT社会の片隅でひそやかに楽しんで行こうと思っているところです。

 添付写真:
   懇親会にて(左から渡部芳紀さん、本人、松村光雄さん、村上忠さん)

以上 

   
 
懇親会にて
 
     
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