氏 名
木澤 正己
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成30年06月01日
表 題

 野鳥の世界-6

本   文 

 季節は初夏に向かって日差しが強さを増してきました。この季節、多くの野鳥たちのヒナは巣立ちの時節を迎えています。

 そんな中、町田市と相模原市の境界を流れる境川の『カワセミ』は、昨年5月31日に1番子(*)の巣立ちを見せてくれましたが、今年はだいぶ遅れています。

 その要因となる①宅地造成による営巣地となる森の消滅、そのため河川近くに造った②巣穴が大雨での増水で流失、③河川の治水工事による餌になる川魚の減少…などを確認しています。

 このような環境悪化の中、それでも川の流域約7km圏内で3~4組のカップルが成立し、遅れた繁殖活動を取り戻そうとしています。

 そんな様子(5態)を紹介します。ご覧ください。
 〔Note〕(*)…例年『カワセミ』は、春から夏にかけて2~3回の繁殖活動を行い、初回に生まれた雛を1番子“と呼んでいます。

(写真説明)
写真-1 オスからメスへ魚のプレゼント(求愛活動)…給餌後、雄は“エッヘン!“とポーズをとります。
写真-2 ペアリング(カップル成立)
写真-3 ハンティングのための水中ダイブ
写真-4 身ごもったメスに食事(魚)を運ぶオス、(水中の鯉と大きさを比較できます)
写真-5 やっととれた魚をメス(左)に給餌

以上 

       
 
写真-1
 
写真-2
 
写真-3
 
             
     
 
写真-4
 
写真-5
 
         
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