氏 名
川上 雅人
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成30年06月24日
表 題

 昭和47年入社者同期会開催

本   文 

 今年も恒例により6月9日(土)12時に同期会を開催。昨年の会場、「横浜 菜香新館」から今回は都心の便利な処ということで、今回の場所「ビヤホールビアケラー東京 新橋銀座口店」に決定。会場探しの労は、当番幹事である茅、神原の2君が尽力、会場は利便性(新橋駅から5分)がよく、ゆったり感があり(貸し切会場)、廉価な料金(5千円)から全く申し分のない処であり皆が大満足。実は春先には東京駅構内での宴会場を仮予約していたが、ある会の「もっと良い処!」との鶴の一声で、再度調査を開始、方々探索、更にインターネットでの検索等も活用し東奔西走。それにしても幹事たちの熱心さ、愚直さ、根性には只々皆敬意を表し脱帽。参加者は23名。今年も遠路和歌山、大阪から西岡君、岡野正幹君が馳せ参じてくれた。

 宴は、茅君の司会の労でスタート。冒頭物故者3名(久保君、向坂君、森君)の霊に黙とう。その後乾杯に移り、十分用意されたテーブルに各々が陣取り、久しぶりの気の置けない仲間と家族、趣味、持病、健康管理、近況、墓守等を酒の肴に存分に興じた。そうしたなか昨秋急逝した森君のことが富に話題となった。付き合いが広く、元気だった森君を偲びつつ、昨年酒好きの同志12名が二次会へ繰り出し、森君の懇意の店「大庄水産」で薩摩焼酎「黒霧」のオンザロックで痛飲、昔に戻り、焼酎をあおりつつ、口角泡を飛ばしたのがつい昨日のように思えてならない。又入社当時の記念写真も用意され(1972年4月1日)、髪の毛が豊で、紅顔・溌剌とした自分の姿を懐かしんだ。同期には多くの女性がいたことにも感動。同期の宴は瞬く間に過ぎ、早や2時間30分が経過、恒例の記念写真を撮り、再会を誓いおひらきとなった。歓談の尽きない者たちは近くの喫茶店へ、又蛮声を張り上げたい者はカラオケにくりだした。

 今年も本稿の作成に当たり、詩情豊かな漢詩人である越阿紀良君が漢詩を投稿。         
≪四十七期同席新橋某酒舗≫
  都下水彩皐月晴 (都下、水彩のごと 皐月晴れ)
  電飾照顔瑠璃光 (電飾、顔(かんばせ)を照らすも瑠璃の光)
  玉石共語爤柯跡 (玉石、共に語らん 爤柯(らんか)の跡)
  何人不忘暫憂世 (何人か、暫し憂世を忘れざらん)

 思えば我々の付き合いも50年に及ぼうとしており、再会での語らいはつい夢中になってしまう。それはあたかも囲碁を打つ者同士が時間を忘れるのと同様、「玉石共語爤柯跡」と、実に上手く表現され、又そうした語らいは「何人不忘暫憂世」の通り、俗世間の憂いなど吹き飛ばしてしまうと断じている。正に当を得ている。有り難き哉、同期の仲間は。来年の再会を誓い、只々、ひとり一人の健康を願うのみだ。

以上 

   
 
集合写真
 
     
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