氏 名
上道 一郎
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成30年04月01日
表 題

 室町時代の縁起絵巻鑑賞

本   文 

 3月22日に和歌山県立博物館を初めて訪ねました。

 キッカケは次の朝刊記事でした。3月10日の読売新聞の和歌山版に、“寺社の由緒を記した縁起を描いた絵巻を紹介する企画展「きのくに縁起絵巻の世界」が和歌山市の博物館で始まる“との記事が目に留まりました。企画展では美術品としても優れた県内7寺社の20点を紹介すると。その中の2点が私の地元、由良町の衣奈(えな)八幡神社。応神天皇が修行した地に9世紀に建てられたとの由来を伝える絵巻は室町時代の作だ。・・・と。

 地域の氏神としての衣奈八幡神社は私が中学生の頃1100年祭を迎え、私も行事に参加した記憶はありますが、衣奈八幡縁起絵巻に関しての知見はありませんでした。
 在所近くの道成寺や由良興国時(開山)の絵巻も展示されており、絵巻に疎い私にとっても秘密の物語を閲覧できたことは感銘でした。

 なお本展示は4月15日までで、入館料は65歳以上無料でした。

以上 

   
 
衣奈八幡神社の駒札
 
     
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