氏 名
木澤 正己
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成30年04月01日
表 題

 野鳥の世界-4

本   文 

 春を告げる花々のつぼみがほころび始める頃、あちらこちらから『ウグイス』〈スズメ大〉が「ホーホケキョ」と美しいさえずりを始めました。
 この『ウグイス』が平地で鳴き始める季節が早春であることから、古来、春告鳥(ハルツゲドリ)とも呼ばれています。

 『ウグイス』は、実は1月下旬ころから盛んに鳴き始めますが、このころはまだ「ホーホケキョ」とは鳴かず、「チャッチャッ」と“地鳴き”と言われる鳴き方をしますので気がつきにくいですね。おまけに、非常に警戒心が強く、声はすれども姿が見えないことが多いので、目にされた方は少ないのではと思います。

 お馴染みの「ホーホケキョ」とさえずるのは3月初旬からで、雄の「縄張り宣言」だそうです。
 そんな『ウグイス』ですが、“地鳴き”のシーズンには、時折姿を見せてくれます。

 見つけかたは、鳴き声がする方向に耳を澄ませ、動き回る際に生じる植物の不自然な動きなどを観察して、居場所が特定できれば、後はじっと視認できるのを待ちます。そして、姿を見せたら、数秒たりともじっとしていないので、すかさずシャッターを押します。

 こうして撮影した『ウグイス』の姿(6態)をご覧ください。

(写真説明)  
写真-(1)~(5) 芦原に現れた『ウグイス』
写真-(6) さえずる『ウグイス』

 

以上 

       
 
写真-(1)
 
写真-(2)
 
写真-(3)
 
             
       
 
写真-(4)
 
写真-(5)
 
写真-(6)
 
             
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