第14回東燃謡の会開催

　今回で１４回目となった東燃謡の会を４月２０日（金）、横浜・磯子の久良岐能舞台で開催した。
　この日は季節外れの夏日となったが、新緑の木立、竹林群の中にある能舞台は暑さを感じず別世界の心地よさとなる。
　参加者は、清水、金沢市からの遠方組を含め、１名が初参加で１２名となり、観客として東燃ＯＢ３名の来場があった。
　本会は東燃本社、川崎、清水の謡曲部ＯＢ、および、縁あって共に稽古してきたメンバーで構成されており、近年では春秋年２回久良岐能舞台で開催している。

　謡会は素謡（すうたい）で能の詞章すべてを舞や囃子を抜いて謡うものであり、それぞれ演目ごとにシテ、ワキ、地謡（バックコーラス）を割り当てて行う。
　今回は５番組［頼政（ヨリマサ）、屋島（ヤシマ）、通盛（ミチモリ）、蘆刈（アシカリ）、融（トオル）］を午後１時から５時まで熱演し、充実した謡会となった。

　謡会終了後はいつもの通り、全員参加で京急上大岡駅近くの居酒屋で懇親会を持ち、各人でここ半年での良かった点を述べ合い、談笑、楽しいひと時を過ごした。

以上