氏 名
 長谷川 明夫
 所 属
東燃総研OB会(副)
 掲 載 日
平成29年04月24日
表 題

 ねのと会、今年の花見は「多摩富士見通り」へ

本   文 

 「ねのと会」は総研の有志の集まりで、歴史は長い。現在の幹事は岡本伸和さんと村瀬隆さん。活動の1つである観桜会は、一昨年は新宿御苑で、昨年は小石川植物園(文京区)で、そして今年は4月5日に、知られざる桜の名所である「多摩富士見通り」(多摩市)を中心に多摩丘陵を歩くことになった。

 今回の参加者11人。加えて、トヨタOBで、かって、トヨタ・材料技術部で燃料・潤滑油グループのリーダーとして東燃との関係が深く、現在はこの近くに住むMさんにガイド役として参加していただいた。Mさんを知る人は東燃、特に総研には多い。眩いばかりの快晴の朝10時半、Mさんが用意したガイドマップを片手に、多摩センター駅を出発した。

 Mさんの案内で30分ほど歩くと、今日がまさに満開の「川井家のシダレザクラ」の前に。この巨木は樹齢推定200年、多摩市指定の天然記念物で、都内でも有数のしだれ桜だとか。ここからさらに15分ほど歩いたところが、奈良原公園と宝野公園を結ぶ長さ400mの「多摩富士見通り」。晴れた日には、通りの先に富士山が見えることからこの名がある。この通りの両側に植えられた約400本の桜。残念なことに、今年は開花後の低温が続いたためか、平均してまだ2~3分咲きだった。もともとここの桜の満開は、都心より3~4日は遅いのだが・・・。

 多摩センター駅に戻る途中、多摩中央公園内にある旧富澤家の家と庭を見学。当家の先祖は今川義元の家臣、また、明治天皇や皇族方が、「兎狩り」の際に幾度となく「御休所」として利用した由緒ある家とのこと。最後に駅近くの高台にあるレストラン「トレーノ・ノッテ」の眺めの良い個室で1時間半、全員で同じテーブルを囲んで、ビールと食事と懇談を楽しんだ。 この日、トヨタOBのMさんとの旧交をあたためた人も多いはず。 

写真説明
 写真-1 川井家のしだれ桜
 写真-2 川井家のシダレザクラの前で
 写真-3 富士見台で、富士山は殆ど見えなかった
 写真-4 多摩富士見通り(奈良原公園側)で
 写真-5 多摩富士見通り(宝野公園)で
 写真-6 「トレーノ・ノッテ」での昼食と懇談

以上 

       
 
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写真-3
 
             
       
 
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