氏 名
 赤塚 忠男
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成28年09月24日
表 題

 日本百名山の山旅

本   文 

 現役時代はワンゲル部、山岳部、山に登る絵画部に入り多くの山に登ってきました。それも過去、“記憶の曖昧な山々”と変わりました。定年を機に一度リセットし、① 4年で百名山を登る。②併せて3000m級の21山を登る。③ 20代の剱~西穂長期縦走路をもう一度歩きたい。と3つの目標を立て歩いて来ました。

 今回はソロ、リスクも変化します。難所でたじろぐと進むも退くにも怖さが増します。新たにボルダリング(ジム)やクライミング(外岩)の訓練を入れ備えました。

 スタ-トは2012.6月、新潟港からフェリ-に乗り北海道の山へ向かいました。それから5年後の2016.9月にラスト100山目となる穂高岳に登って、3つの目標の山旅を終えました。

☆一番心掛けた晴天狙い。
 晴天は安全への第一歩。晴れた山は最高です。“もう来れない、忘れない”と写真を沢山撮りました。

○一番気に入った幌尻岳(北海道日高山系)
 ヒグマ臭が漂い、十数回の渡渉の末に辿り着いた雪渓と花々、今も思い出します。

○一番大変だった穂高岳(北アルプス)
 穂高岳は涸沢、北、奥、前、西穂の5峰からなります。内4峰は3000m級の山で一つも外せません。その稜線歩きは岩、岩、岩で緊張の連続、うんざりしました。

○剱岳~西穂間の縦走路は初めての道?、通しでは無理で4回に分け歩きました。
 初めての感じで新鮮に歩きました。昔、入社数年の私の様な初心者が“こんな危ない所をよく歩いたものだ?”、裏返すと連れて来たリーダ-の力量は“スゴイ”の一言です。

△山のカフェテラスで聞いた意味深な会話
 Q「百名山を登っているのですか?」、A「いろんな所を徘徊しているだけですよ」
 Q「・・・あぁ~無意識じゃないですよね?」何かひっかかりますよね。

写真説明
 写真-1:2012.7.4 幌尻岳手前カールのお花畑
 写真-2:2014.3.24 秩父二子山の西岳中央稜でのクライミング訓練
 写真-3:2016.9.10 憧れのジャンダルムに続く馬の背
 写真-4:2016.9.10 西穂高岳到着(左後方は槍ヶ岳)

以上 

     
 
写真-1
 
写真-2
 
         
     
 
写真-3
 
写真-4
 
         
写真をクリックすると拡大写真が見られます