氏 名
 松下 庄蔵
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成28年08月16日
表 題

 イギリスを旅行しました

本   文 

 イギリスが国民投票でEUから離脱との結果がでる2週間ほど前に、スコットランドとイングランドを旅行してきました。

  1. スコットランド(グラスゴーとエジンバラを中心に観光)
     エジンバラ城は、氷河に削られた岩盤の上に建築された堅牢な城で見ごたえありました。映画ハリーポッターの学校の食堂は、エジンバラ城内の食堂をモデルにしたそうです。
  2. イングランド(湖水地方、リバプール、コッツウオールズ地方、ストーンヘンジ、ロンドンを中心に観光)
     コッツウオールズ地方はのどかな田舎町で荘園が多くあり、その荘園にある館(マナーハウス)に宿泊しました。館の中で貴族気分を味わいましたが部屋と廊下が多くて食堂に行くのに何度も迷いました。
     ロンドンでは大英博物館、ナショナルギャラリー(美術館)を回りましたが、どちらも 入場料は無料で、写真撮影もOKでした。ナショナルギャラリーには予想以上に有名な絵画が所狭しと展示されており、出来れば何日でも鑑賞したいと思いました。
  3. 興味深いストーンヘンジ(世界遺産)
     今回の旅行で最も興味があったのはストーンヘンジでした。ロンドンから西に200km程の草原に環状に並んだ巨石が忽然と現れ、立てた巨石の頭頂部に凸状の突起が、載せられた横石には凹状のへこみがあり、ずれ落ちない仕組み「ほぞさし」になっていました。
     4500年前にどのようにして重さ40ton、長さ7mもある巨石を40kmの距離を運んだのでしょうか。仮説として木のコロを利用した模型が展示されていましたが、コロが地面に埋まらないよう地面をつき固めなければならないのですが、その痕跡は未だ見つかっていないそうです。私は巨石を木の筏にのせて雨の日に筏の下や周りに水溜りを作って引っ張るのを想像してみました。ともあれ一つの巨石を引っ張るのに数百人から千人ほど必要とされるそうです。
     現代の時間に追いまくられたストレスの多い社会と全く違って、時間にせかされる事が無く、工夫しながら巨石を移動して、巨石を立ててその上に横石を載せる作業は辛いよりも皆で力を合わせることが楽しかったのではないかと想像し、霊力宿るストーンヘンジから力強いパワーを得て最高の旅でした。

写真説明
  写真-1:エジンバラ城(スコットランド)の城門
  写真-2:宿泊した荘園の館(マナーハウス)。敷地にゴルフやクリケット場がある
  写真-3:ナショナルギャラリーにはゴッホ、ルノアール、ダビンチなど展示品が多い
  写真-4:ストーンヘンジ遠景 (電気自動車に10分程乗って遺跡近くまで行きます)
  写真-5:立てた巨石のてっぺんに作られた突起「ほぞさし用」が見られます
  写真-6:コロを使って巨石を運搬した実物大の模型(傾斜のある場所では難しそう)

以上 

       
 
写真-1
 
写真-2
 
写真-3
 
             
       
 
写真-4
 
写真-5
 
写真-6
 
             
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