氏 名
 川上 雅人
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成28年07月01日
表 題

 昭和47年入社者同期会開催

本   文 

 今年も恒例により6月11日(土曜)13時より同期会が開催された。特に今年は会場がパレスサイドビルということで、一同感慨もひとしおであった。

 同期会の会場はパレスサイドビル9階のアラスカで、大阪・京都から馳せ参じた岡野君、篠田君を含め25名の参加者があった。当日は快晴にも恵まれ、新緑・深緑の眩しい皇居を見下ろしながら、夫々笑みを浮かべ盃を傾けては大いに歓談、酔いのまわりに時の過ぎるのを忘れた至福の時を楽しんだ。そして改めてお互いの絆を強めることができた。宴終了後も2次会、3次会に繰り出し、懐かしいB1フロアの店を徘徊、パレスサイドビルへの情は捨てがたく、結局電車に飛び乗ったのは夜の7時を回っていた。

 例年の如くであるが、会場の設定はいつも難航する。今年も表の幹事(今年の幹事)及び裏の幹事(幹事経験者)総勢11名が4月、5月の2回に亘り準備(宴)会を開催。喧々諤々の議論を経てパレスサイドビル9階のアラスカに決定した。数人の幹事が昔日は雲上人しか足を運べなかった9階アラスカで、是非念願のロースト・ビーフを食べてみたいとの強い要望が通るかたちで会場が決定された。

 夫々が椅子に座ったり、テーブルを囲んだり、或いは立ち話をしながら往年の武勇伝や出来事に花が咲き、又今話題の合併問題の行方、エネルギー問題に関心が及ぶ一方、趣味や家族ここと、老人の定番の話題(お互いの病気、親の面倒、結婚しない息子・娘、お墓の面倒等)に、お互いありじっくり耳を傾けていた(写真参照)。

 話題が来年の開催場所に及び、来年は清水地区で同期会を開催すべしとの意向が確認された。その実行役として表の幹事(林君、前田(信)君)及び世話人(三枝君、高野君、塚田君)が選任された。そうこうするうち念願のローストビーフ、カレーライスが運ばれその美味しさに一同満面の笑顔が溢れるばかりであった。

 歓談も終盤に至り一同で記念写真を撮った(写真参照)。出来た写真には、さながら学生時代お世話になった恩師を囲んでのクラス会の雰囲気が漂っている。中央で帽子をかぶった堂々たる石原君の風貌は、正に教え子たちを引き連れている姿だ。長年良き方向へ導いとは言い難いが、まずは先生に有難うと言いたい。

 今年も本稿の作成に当たり、詩情豊かな漢詩人である越君より次の漢詩が寄稿された。

 謝同期友情而作是

  皇居北丸緑愈深 (皇居北丸の緑、愈(いよいよ)深し)
  竹橋高楼旧交新 (竹橋の高楼に旧交を新たにせん)
  方今古希是無事 (方今(まさに)古希、事無きを是とす)
  余命難図生一瞬 (余命図り難し、一瞬を生きん)

 本詩には同期の心情が溢れ、又心意気も凝縮されている。素晴らしい出来栄えである。我が同期は大人数で、更に多才な顔ぶれがそろっている。まとまりの良い仲間であることを何より誇りにしたい。又の再会を期しお互いの健康を祈るばかりである。

以上 

       
 
集合写真
 
談笑-1
 
談笑-2
 
             
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