呑釣日誌２０１６春の巻

　呑釣会恒例の春季釣行は、５月２７日～５月２９日にかけて催行され、新谷修、山口義之、大内健伍、鷦鷯守、小川友哉の５名が早朝竹芝港に集結した。当初参加予定であった中野氏と横道氏は体調不良で不参加となった。

　 ８：３０竹芝港出航後、大島～新島を経て順調な船旅で、雨は上がりやや風は強かったが、１１：５０式根島に少し遅れて無事到着した。この日は曇り空で強い北風が吹き荒れていたので、長老達は釣りを諦め車中で若手の釣りを見物していた。若手の３人は強風の中、遠投フカセ釣り仕掛けで竿を出していたが、釣果も少なく強風で竿を出しにくくなったので１７：００納竿した。
　宿に戻り、島の温泉「憩いの湯」で疲れを癒し早目の夕食。夕食後の呑呑会では気温が低い中、強風に吹きさらされて体調不良になったＳ氏が早々に退席したが、いつも仕切り役を努める今回不参加のＹ氏の代わりをＯ氏が務めたので、大いに盛り上がりお開きは２３：３０を回っていた。

　 ５月２８日（土）この日は曇り空で、風も無く絶好の釣り日和となった。早目の朝食後、全員式根港の桟橋へ行き最長老のＹ氏は得意のフカセ釣り仕掛けで、他の４人は遠投フカセ釣り仕掛けで釣りを開始した。この日は小形ながらメジナの食いが良く、当たりが多かったので久々に釣りを堪能した。いつも釣りの最中に呑呑会を始める長老達も、この日は昼食時の缶ビールのみで終日竿を出し続け１７：００納竿した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
５月２９日（日）快晴。この日は式根島出航１４：１０、久里浜港着１６：３０の直行高速ジェット船のため午前中島内観光に出かけた。松が下雅湯～足付温泉～神引展望台～中の浦海水浴場～ぐんじ山展望台と廻ったが、出かける前足腰が痛い、痛いと言っていた長老達も落ちこぼれ無かったのは流石。

＊今回の釣果及びエピソード
・釣果	メジナ（２０㎝～３３㎝）	62匹	フエフキダイ	１匹
	タカベ	2匹	カワハギ	１匹

• 民宿下田屋の再開に感謝
  今回の釣行では女将さんの病状回復後に民宿を再開した下田屋を久々に利用する事が出来た。
  以前の通り夕食には２７日にヒメ鯛、イサキの刺身、タカベのナメロウ、メ鯛・キハダマグロのアラ煮が又２８日にはアカイカ、メ鯛、赤鯖の刺身、タカベの煮魚等新鮮な魚料理を満喫した。
• ビギナーＳ氏の挑戦
  遠投フカセ釣り用の釣竿を入手したＳ氏は今回初めての遠投フカセ釣りに挑戦した。
  釣り始めて暫くの間は、遠投の瞬間に道糸をリリースするタイミングを親指でやっていたため、手前にドボン、ドボンと放り込んでいた。それを見ていたＯ氏が親指から人差指に変えるようアドバイスをすると、なんと直ぐに遠投出来たではないか。その後小形メジナを次々と釣上げた。秋には大物を釣上げるかも？

“釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”
「続く２０１６秋の巻」

以上