笑顔いっぱいの後楽会（昭和４４年入社学卒同期会）

　１９６９年入社にちなんで毎年６月９日に開催している私たちの同期会「後楽会」が、今年は、二重橋　明治生命ビルにある土佐料理店「祢保希（ねぼけ）」で開かれました。同期男性１３名に加えて、同期の女性２名の参加もあり、例年にも増して華やかな会になりました。
　学卒ストレートの人もすでに古希を迎えました。今も仕事を続けている人、各紙への投書、テニス、ゴルフ、古文書の解読、謡曲などの趣味を通じて多くの人との交流を持つ人などいずれも元気に自分の人生を楽しんでいて、お互いに今年もこの会に出席できたことを喜び合いました。

　私たちが入社した昭和４４年頃は高度経済成長期の真っただ中。和歌山工場や清水工場の拡充、川崎工場の新設工事、さらには奄美の新工場の建設計画など、東燃全体がもっとも活気溢れていた時代ではなかったでしょうか。そんな時代に東燃で一緒に仕事ができたことは、その後の人生にとって貴重な財産となりました。
　話題は、新入社員時代の酔っぱらっての失敗談や冒険談、そして現在の親や配偶者の介護体験、更にはこれから迎える老後に備えての認知症対策など、同期入社ならではの遠慮のない会話で盛り上がりました。今回は、久しぶりに参加してくれた女性陣２人が話題の中心でしたが、会が終わった後で「隣に座って話がしたかったのにできなかった」とぼやいている気の弱い者もいました。

　自分たちの入社年度を間違えたり、せっかく撮った集合写真をメールで送ったつもりで添付し忘れたり、年相応の物忘れや勘違いもあって、入社から４７年の歳月の長さが感じさせられました。

　今回、体調を崩したり、予定が合わなくて出席できなかった３人（松村、岩崎、礒田の各氏）も含めて、今回の集合写真と同じような元気いっぱいの笑顔で来年の後楽会が開催されることを願っています。

以上