氏 名
 中村 義
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成28年05月24日
表 題

 会社OB会に見るシニアたち

本   文 

 今年も恒例の本社OB会が盛大に挙行された。
案内対象の672名中出席者は特別招待者含め264名、4割近くが出席されたが、案内状の出欠届のコメントから、病気療養中や何らかの身体の不調で欠席した人は63名で、1割弱ということになる。この数字は、多いのか妥当なのか判らないが、返信をしていない人も少なくないし、その中には体調のすぐれない人もいると考えられるので、実際には、もう少し多いものと思われる。

 ただ、中には病名まで含めて詳しく報告されている方たちも少なくないので、これは貴重なデータでもあると判断して、あえてこのように整理してみたというわけである。

 定年延長された今では、65歳を過ぎても関連会社やこれまでの経験を生かして新しい職場で元気に活躍されている人もいる。

 元気組では、このように現役で働いている者、ボランティア活動、地域活動、同好会、運動、趣味、旅行といったことを意識して健康に気を付けながらシニアライフをエンジョイしている人も多いことは、まことに嬉しいことである。

 今年は、第46回の本社OB会であり、奇しくも当社が設立した1939年から77年目の節目の年に当たり、喜寿表彰を受けた13名(出席者7名)は会社の歴史と重なるという、おまけのおめでたい人たちでもある。

 こうして考えてみると、まことに小さな世界ではあるが、リタイア後の今どきのシニアたちの生きざまというか、健康長寿を意識した上で、それぞれの人生の楽しみ方がいろいろと確認される。

 私自身も、あと3年ほどで喜寿を迎えることになるが、その翌年は東京オリンピックも開催され、人生で2度(最初の1964年は、大学4年生)も日本で五輪に出会うという嬉しい経験を楽しみにしている。

 世界一の長寿国で暮らす有難さを感じながら、これからも少しでも役に立つようなことに挑戦し続けて、そしてその記録を残し、子どもたち孫たちに伝えたいと考えている。

 来年も、また元気な仲間たちと乾杯できることを楽しみにしている。

以上