4月22日(金)午後から新緑の木立に包まれた横浜市磯子区の久良岐公園内にある能舞台で第10回東燃謡の会を開催しました。
今回は金沢、清水の遠方からの4名を含め11名の参加となりました。また、嬉しいことに東燃OB2名の見学もありました。
この会は東燃謡曲部OB(本社、川崎、清水)およびその稽古仲間で年1回集まっていましたが、昨年から年2回久良岐能舞台を利用して現在に至っています。
今回の曲目は竹生島、箙(えびら)、胡蝶、隅田川、野守の五番建てで構成し、それぞれにシテ(主役)、ワキ(脇役)、地頭(バックコーラス)の担当を事前に決めて稽古してきたものです。
皆さん稽古の成果を本物の能舞台でその「役」になりきり熱演して、充実した楽しい謡会となりました。謡は能の音楽の部であり、能の詞章すべてを舞や囃子を除いて謡うもので、腹式呼吸で腹の底から声を出すため健康にもいいと言われています。
午後1時から5時まで謡いを堪能した後は、いつもの通り上大岡駅前の居酒屋で、今日の出来栄え、批評、近況等で盛り上がり、今秋の再会を約して散会しました。
以上