氏 名
 石田 正志
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成28年02月08日
表 題

 親子留学中の娘と孫を豪州に訪問

本   文 

 1月の中下旬に女房と厳寒の日本を離れ盛夏の豪州ゴールドコーストに2週間滞在した。目的は昨年の9月から2年間の予定でゴールドコーストに「親子留学」をしている娘と3人の孫の慰問である。インターネットを利用した無料のテレビ電話(Skype)のお蔭で元気でやっていることを確認しあっているものの、やはり実際に見聞して現地の事情を把握し、さまざまのアドバイスもできて大変有益な訪問であった。

 孫3人の年齢は長男9歳(小学3年)、次男7歳(小学1年)、長女3歳(幼稚園年少組)と手のかかる腕白盛りである。彼らの一日のスケジュールを見てみよう。
 ママは毎朝6時半に寝起きの悪い子供らを起こし、自分を含め4人分のランチを手早く作りながら朝食。制服に着替えた息子2人を地元の私立学校に、娘を保育園に車で送り届けるとともに、自分は地元のボンド大学に通い英語を勉強している。午後、大学の授業とジムでのエクササイズを終えると、小学校の授業を終えた息子2人を3時過ぎに校門前でピックアップして、曜日によりゴルフ場またテニスコートのキッズ・クラスに送り込む。

 2人がゴルフまたはテニスのレッスンを受けている間に、ママは地元に戻り買い物と一番下の娘のピックアップを済ませUターン。長男と次男を拾ってアパートに戻るのが6時半。それから、あわただしく夕食と遊び、日本から取り寄せている教材の勉強を済ませて就寝となる。わからんちんの子供たち3人を時には叱りつけ、時にはおだて、なだめながら、分単位のスケジュールで走り回っているママの一日の走行距離は100Km近くにものぼる。こちらに来て以来、一人何役をもこなすママは日本にいた時の何倍もたくましくなったように感じる。ママから子育ての悩みを聞き、女房がいろいろと子供の育児法のアドバイスをしていた。

 仕事で東京を離れられないパパが注文の補給物資を郵送、また数か月ごとに休暇をやりくりして運んで来てくれる。バイリンガルに育てるとのパパの方針で、東京のYMCAで育った孫たちは英語には何の抵抗もなく現地の学校に溶け込み楽しんでいるようで安心した。
 ゴールドコーストはオーストラリアの第3の大都市ブリスベーンから車で1時間ほどの南に位置し、東に太平洋、内陸は網の目のように走る湖や川をうまく利用したリゾートのような美しい街である。こうした街で伸び伸びと育った孫たちが2年後にどのように成長して帰ってくるか楽しみである。因みに今回の親子留学は娘夫婦が考え決断したもので、当方としては計画に全くタッチしていないことを申し添えたい。
 今回の投稿はジジ馬鹿の孫自慢になってしまったことを何卒お許しください。  

 写真1 プリスベーンのマウントクーサ展望台から市街を望む
 写真2 1月末から始まる新学年の説明会に参加
 写真3 入居しているアパート遠望(白と青のしまの建物)
 写真4 ゴルフレッスンの仲間との休憩
 写真5 湖に面した高級リゾート邸宅
 写真6 土産の鰻かば焼きに大喜び

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
       
 
写真4
 
写真5
 
写真6
 
             
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