氏 名
 河村 芳郎
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成27年11月16日
表 題

 昭和49年(1974年)本社入社の同期会

本   文 

 第一次オイルショックの翌年の1974年に東亜燃料工業本社に入社した高専・大学卒のメンバーは、団塊の世代が中心で、和歌山工場有田地区拡張工事のための要員確保の目的があったことから38名と大人数でした。

 今年は入社から42年目であり、これまでに3名が早世しましたが、35名全員が60代になっていることから、ここで是非全員に声をかけて集まろうと、5月の東燃本社OB会に集まったメンバーで確認し、準備にはいりました。
 8月にはメンバーの情報交換のために連絡網としてメーリングリストを立ち上げて、集まる前に近況を報告し合いました。
 子ども達の結婚のことや親のことを含めた家族の状況、退職までにやってきた仕事・今やっている仕事、健康や趣味のこと等について、ほとんどが投稿しました。

 10月30日の品川の会場には大方の情報がインプットされた状態で27名が集まりました。しかし中には人によって30年ぶりの再会というケースもあって、隣の人に小さな声で「あいつ誰だっけ?」と聞き合うシーンもありました。
 声を聞いてわかったとか言いながら、あっと言う間に昔の仲間状態になり、楽しい3時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 東燃に入社する直前に、高度成長期はオイルショックで終焉を迎えたものの、その後の安定成長期を東燃で過ごしてきた私たちは、定年までこの会社にいるだろうと思っていたのが、バブル崩壊、経済成長の減速、石油・石化業界の再編等が起きるなかで、早期退職制度も導入されて、これに応募したメンバーは次々に新しい仕事に変って行きました。

 しかしスタートが東燃であり、そこで仕事の基本的なスキルを磨いた面々は、その後の仕事でも十分にそれを生かし、元気にやり遂げてきたんだなという印象を、事前の情報交換や当日の話のなかで感じました。2年後の秋にまた集まろうと決めて散会しましたが、終了後連絡網には、とっても楽しかったし、2年後がまた楽しみだという感想が多く届けられています。子どもがまだ未婚というメンバーも少なからずいて、そのための情報交換(婚活)もやろうというおまけもありました。

以上 

   
 
集合写真
 
     
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