昨年の和歌山工場訪問からすでに一年、今年は一転銀座に21人が集まった。再会と健康を祝し乾杯後、あっという間にあちこちで輪ができ、飲んでしゃべってにぎやかになった。
頃合いを見計らって、欠席者の近況を幹事から報告すると・・・・まだ仕事がんばってやっているんだね~とか、親の介護で行ったり来たりで大変だねとか、持病は自分もあるとか・・・・などなどの反応があり、なんとか元気でいるのだから次は参加してほしいというたくさんの声があった。
酒もすすみ、酔いもまわって、ギターで自作の弾き語り、弁舌さわやかな近況報告、大けがした失敗談など、最初の輪はもつれ、乱れ、声をはり上げて大騒ぎ。年を重ねてもさすが同期で気ごころが分かった仲間です。今回は常連の5~6名が所用と重なり欠席となったが、久しぶりに顔を出した柳本君、林君、竹中君らとの語らいも続いた。
そんな中にあって静かに酒を飲み、悠然として乱れず、漢詩や俳句をひねりながら品のある旧交をあたためた風流人も数名おりました。
同期会という異様な空間と時間にタイムスリップしたような3時間が過ぎても、まだそのような異次元の中に漂いたい何名かはグループになり連れだって出かけて行きました。
本稿作成に当たり、下記の二作品が寄稿されました。
越君の次の七言絶句は同期会の様子をぴったり表現しています。
平成二十七年同期会
銀座並木霽潤新 (銀座の並木、霽(は)れて潤い新たなり)
四十七期会同陣 (四十七期、同陣に会す)
喧々諤々老書生 (喧々諤々たり、老書生)
白昼酒宴驚鬼神 (白昼の酒宴、鬼神を驚かす)
山本君は年を経てもやんちゃな同期会の様子を、俳句に詠んでくれました。
梅雨晴れに 後期青年 呑み騒ぐ
以上