「ねのと会」は、総研の遊び好きが集まってできた会で歴史はかなり長い。そのあたりのいきさつは、奥村晴彦さんが、昨年4月16日に掲載された「ねのと会2014年観桜会」の中で説明されている。私は、主に本社勤務だったが、昭和50年3月から7年半、総研に在籍していた関係で、この会のメンバーにしてもらっている。
本会の重要な行事である観桜会。今年は、岡野丈夫さん幹事のもとで、4月23日に新宿駅からも近い新宿御苑で行われ、初代会長の故露木さん夫人、現会長の渡嘉敷さん含め10人が参加した。新宿御苑は、歴代の総理大臣が「桜を見る会」を開く場所としても知られ、1100~1300本の桜が植えられていて、都心では上野公園や千鳥ヶ淵と並ぶ桜の名所である。
例年なら、まだまだ八重桜が咲き誇っている時期だが、あいにく今年は、異常な天候のため、かなりの桜は散ってしまっていた。それでも、新宿門から日本庭園、イギリス風景式庭園と広い園内を1時間半ほど歩いて、桜から新緑への季節の移ろいを堪能した。まだ残っていてくれた八重桜(カンザンなど)もあったし、ハナミズキも見頃で、それにもまして新緑のグラデーションが美しく、ツツジも鮮やかに咲きだしている。
参加者全員の記念撮影は日本庭園の2か所で。どちらも高級なカメラを持ち、写真にはこだわっていそうな外人にシャッターを押してもらったが、さすがに見事な構図で撮ってくれた。
最後に、新宿駅前のレストランにて全員で昼食と懇談で、この日の楽しかった集いを締めくくる。この日は天気が良すぎて、むしろ暑いくらいだったので、食事と一緒に飲んだ生ビールがすごく旨かった。
来年の観桜会はどこでやるのだろうか。
写真1:日本庭園、上の池にて
写真2:日本庭園の茶室近くのカンザンの前で全員
写真3:旧御涼亭の中で全員
写真4:ツツジ山をバックに新緑が美しい
写真5:このカンザンも何とか花を残しておいてくれている
写真6:さくら満開時のすごい人出が嘘のような静かな今日の新宿御
以上