氏 名
濱中 正利
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成26年09月11日
表 題

 越中八尾おわら風の盆を楽しむ

本   文 

 自治会友人に昨年9月宿の予約が取れたので、おわら風の盆を見に行かないかと誘われた。一年はあっという間に過ぎ9月3日4日富山県八尾に出かけた。八尾の旅館は一軒しかなく踊りの中心地に位置し絶好の場所にありました。(女優柴田理恵さんの御母親の実家)

 おわら風の盆は300年の歴史と由来はいろいろあるそうですが、三味線・二弦琴・太鼓と歌で叙情豊かで気品高く、哀調の中に優雅さを失わない詩的な唄と踊りでした。9月1日2日3日の3日間諸説あるそうですが二百十日の厄日に豊穣を祈る「風の盆」に変わったと云われています。

 踊りは11の町会でそれぞれ独特の踊り方があり、11町会すべての踊りは見られませんでしたが、哀愁のある踊りを堪能しました。特に感じたのは諏訪町の踊りで往時を偲ばせる佇まいの家々が立ち並び、又道路日本100選に選ばれた道で電柱もなく音曲がよく反響する道路巾でおわら最高の舞台でした。夜12時を過ぎると観光客の姿も少なくなり町内の方々が楽しむ踊りが見られ、これがまた良く楽しみました。女性・男性がうす暗い道に編み笠を取って踊っている姿はなんともいえない色気を感じました。

 観光客は多く、私たち老人10名で行きましたが二間にザコ寝状態でした。一晩中踊っているのを見るのでほとんど眠れませんでした。私は冥土のみやげの気持で参加し、宿賃もそれなりでしたが、思い出に残る旅が出来ました。


 添付写真
  1.旅館 中庭での踊り
  2.諏訪町の踊り連
  3.上新町の踊り連
  4.西町の踊り連
  5.午前2時過ぎ 西町の踊り連
  6.宿 宮田旅館

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
       
 
写真4
 
写真5
 
写真6
 
             
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