清水港の夏の一大イベント、第67回清水みなと祭りが８月１日から３日間にわたり開催されました。名物の「港かっぽれ総おどり」など、各地区で多彩なイベントがあり、清水港日の出埠頭では海上自衛隊の護衛艦「やまゆき」の一般公開・体験航海がありました。体験航海は事前応募が必要ですが、８月３日の「乗艦券」を手に入れた友人に誘われて、３人で駿河湾クルーズを体験してきました。
（写真-１） 本艦はヘリコプター搭載型護衛艦で乗員は約２００名。船尾にはヘリコプター格納庫と発着艦用の広い甲板があります。
（写真-２） ９:３０に離岸。ゆっくり５分ほど航行すると、懐かしい清水油槽所のシーバース沖を通過します。さらに５分ほどで興津埠頭沖に。ここから右に針路を変えて駿河湾を目指します。
（写真-３） 出港から２０分ほどで駿河湾に出ると、対空速射砲のデモンストレーションがありました。収納位置から一瞬の動作で標的を狙います。行き過ぎも無くピタリと決まるのはさすが最新装備。エンジンは「ガスタービン」で４万５千馬力もあり、加速してもエンジン音は静かです。ターボ車のような俊敏な動きが身体に伝わってきました。
（写真-４） 出港から３０分で駿河湾のほぼ中央に。船首方向左側の山は山頂が厚い雲で隠れた富士山、右が箱根です。
（写真-５） 駿河湾の中央でゆっくり旋回し帰途に。船尾甲板には対空ミサイルが装備されています。
（写真-６） １１:００に着岸しました。たった１時間半のクルーズでしたが、ブリッジや機関室の様子、休憩所になった食堂など、航行中の艦内見学もできて、暑さを忘れ楽しいひと時を過ごしました。
以上
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