氏 名
矢崎 和忠
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
平成26年08月08日
表 題

 八方尾根を歩いてきました

本   文 

 みんなの広場には昨年10月に「山歩き入門」というタイトルで初めて投稿しました。トレッキングシューズやリュックを揃えたアルプスの山デビューから1年になります。

 まだ山頂を目指すほどの勇気がなくて、高原や渓谷の「さんぽ登山」を楽しんでいます。OB会には天空の山々を登頂したり縦走する登山家が多数いらっしゃいますが、とても足元にも及びません。

 アルプスの山々が冬支度に入った昨秋には、家の窓からも見える地元の千m級の竜爪山、日帰りで登れる金時山にチャレンジ、若干の自信をつけて今年最初の山歩きは梅雨明け間もない7月23日に八方尾根へ行きました。

 八方尾根は唐松岳まで続きますが、登山装備が必要なので、途中にある八方池までのトレッキングにしました。平坦な道がほとんど無いしんどいルートでしたが、すれ違いがよい休憩になりました。

 ゴンドラとリフトを乗り継いで標高差1060mをなんと20分で一気に駆け上がります。足元には多くの高山植物の開花を見ることができて、特に鮮やかな黄色が目立つニッコウキスゲは写真を撮るのも楽しくなります。リフトを降りるとそこが登山口です。しかしゴンドラから見た白馬村がうっすらと白く、山方向の空も白い。登った甲斐のある無しは天候次第。天候がくずれないうちに八方池へ急ぎます。

 1時間半ほど登って目的の八方池に到着。池の周りには遊歩道があって、角度を変えてアルプスの展望を味わえそうでしたが、残念ながら白馬三山は霧の向こう側でした。

 しばらく歩くと、おっと、少し霧が薄くなってきたかな。これは回復傾向か。やったー!霧が晴れた。すごい!思わず目の前の大きな眺望に感動しました。この雄大な絶景を見てしまうと、また山に登りたくなるという「山ガール」「山ボーイ」の気持ちがわかります。

以上 

       
 
ゴンドラからの白馬村
 
お花畑とニッコウキスゲ
 
しんどい岩場道
 
             
       
 
残雪の木道
 
目的の八方池
 
絶景スポット
 
             
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