氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成26年06月16日
表 題

 呑釣日誌2014春の巻

本   文 

 呑釣会恒例の春季磯釣りは、5月30日~6月1日にかけて催行され、新谷修、中野邦昭、横道忠、大内健伍、小川友哉の5名が早朝、竹芝港に集結した。当初釣りを卒業したフカセ釣り名人のY氏も参加すると、意気込んでいたが寄る年波に勝てず断念したため、5名での釣行となった。絶好の釣り日和に恵まれ大漁と安全な釣行を願い、缶ビールで乾杯し高速ジェット船“夢号”に乗船した。

 8:30竹芝港出航後、大島~新島を経て順調な船旅で、船酔いも無く又、船内で飲んだ缶ビールの酔いも無く、11:35式根島に予定通り到着した。

 民宿「水久」の女将さんの迎えを受け、車で宿へ直行、5人で3部屋を確保できたので安眠のできる部屋割り後、別送荷物を整理し幕の内弁当の昼食を摂った。しばらく休養した後、全員で式根港桟橋に行き釣りを開始した。この日は真夏日でギラギラと照り付ける太陽にもめげず、全く当たりの無い中17:00の納竿まで、ひたすら竿を出したが全員坊主。

 宿に戻り早目の夕食。旧下田屋さんから今回もタカベの差し入れがあり、旨い酒が飲めた。夕食後の呑呑会は22:00で切り上げ、早目に就寝。翌日に備える。
          
 5月31日(土)この日も真夏の陽気、多少風があったが釣り日和。早目の朝食後、野伏港の桟橋組(新谷、小川、横道)と孫市の磯組(大内、中野、)に別れ終日竿を出した。

 桟橋組では投げ釣りのY氏が、早々にカワハギを釣上げ、期待を抱かせたがその後は当たりが遠のいてしまった。磯組もO氏がブダイを釣り上げたが、その後当たりが全く無く辛抱の釣りとなった。

 この日は温泉で汗を流し夕食。今晩は釣果が芳しく無かったのでやや苦い酒となった。部屋に引き上げてからの呑呑会でも、釣り談義は無く話題は国際情勢、タイ国の政情不安に伴う民主主義論議等に論議が集中し、結局、就寝は24時過ぎとなった。                                                      
 6月1日(日)快晴。式根島出航14:05の高速ジェット船“愛号”に乗り、新島、利島、大島を経て暫くすると、今回の釣行を象徴するように海面が濃霧に覆われてしまった。霧笛を鳴らしながら高速運行する愛号に不安を抱いたが無事、久里浜港に16:25帰着した。

 今回は釣果に恵まれず不満の残る釣行であったが、秋の釣行では天候に恵まれ“楽呑楽釣”の釣行となるよう願いつつ散会した。


*今回の釣果及びエピソード

・釣果  タカベ:2匹、ブダイ(30㎝級):1匹、タカノハダイ:1匹、鯖子・ベラ:多数

・式根島の磯魚が外洋旅行中?
今回の釣行では当たりが殆ど無かった。これは釣り技が劣ったのではなく魚がいなかったためと思われる。今までの釣行では夕まず目には、必ず島の釣り師が数名桟橋に来て釣りをしていたが、今回は一人も来なかった。島の天草採りの漁師さんの話によると、島の周りの海底水温が異常に低く16°Cも無いそうだ。魚は低水温を嫌って外洋へ逃げ出してしまったのかな?あり得る話ではないか。

・呑釣会は酒豪の集まりか?
今回の釣行には呑釣会が自他共に認める、酒豪のY氏とH氏が参加しなかったが呑呑会等で飲んだ酒類は
缶ビール:30本 、ビール大瓶:20本 、 焼酎(730ml 25度): 4本、
焼酎(1800ml 25度): 1/2本、洋酒(700ml 45度): 1/2本
少々飲み過ぎたかな?それでも二日酔いの人は一人もいなかった。

   “釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”
「続く2014秋の巻」

写真:①釣風景 ②釣果 ③釣果 ④全員集合 ⑤高速船愛号 ⑥夕食風景

以上 

       
 
釣風景
 
釣果1
 
釣果2
 
             
       
 
全員集合
 
高速船愛号
 
夕食風景
 
             
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