氏 名
長谷川 明夫
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成26年05月24日
表 題

 日本の原風景の中を歩く至福の3時間

本   文 


 4月の中旬の快晴の日、ハイキング友だちの誘いで、一緒に中央本線の長坂駅から日野春駅までの約10kmを歩いた。山梨県の北杜市長坂町に位置するこの道は「オオムラサキ自然観察歩道」と名付けられている知る人ぞ知る散策コースだ。

 近くには清里高原や、あるいは山高神代桜 (日本三大桜の一つ)などの桜の名所が多い。しかし、このコースはいつも静かな歩きが楽しめるらしい。日本の国蝶であるオオムラサキが見られる夏期以外は出会う人もまばらだとか。

 この日も地元の農家の人以外は殆ど誰にも会うこともなく、八ケ岳や南アルプスに囲まれた「日本の原風景」ともいえる山里を、美しい山々の展望に魅せられながら、また早春の自然のめぐみに触れあいながらのんびり歩いた。それはまさに至福の3時間だった。

 次は、是非、水田に水が入った時か田植えが終わった頃、あるいは秋の収穫期のころに訪ねてみたい。きっと更に素晴らしい風景が待ち受けているに違いない。

以上 

       
 
長坂駅を出て約45分、八ケ岳の一部がちらっと見える。
 
ふり返ると、八ヶ岳の全貌がまるで屏風のように。
 
南アルプス・鳳凰三山に見られながらの農作業。
 
             
       
 
八ヶ岳のクローズアップ。私のお気に入りのショット。
 
南アルプスの山並み、右が甲斐駒ヶ岳、左が鳳凰三山。日本の美しい山里風景。
 
南アルプスのパノラマと山里の風景。ここがコースのハイライトか。
 
             
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