氏 名
伊藤 直之
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成26年05月24日
表 題

 台湾旅行記

本   文 

 この度、加入している埼玉全労災創立50周年記念の台湾旅行が格安で催されたので、家内と参加した。3/15発、三食付三泊四日の台湾北部の旅であり、レストランを探す苦労は一切無かった。

 驚いたのが、台湾への入国審査であった。いっときにランディングした飛行機が多かった為か、入国に小一時間要した。大陸の方の入国が多かったようである。夕方に着いたので、直ぐ夕食の場所に移動した。日本人が創業した台湾家庭料理のお店「梅子」であり、ドリンクは、どうするのかと心配したが、台湾ビール大瓶をその場にて現金払い50元(約170円)で味わえた。

 観光は約40人の集団行動で、バスとディーゼル列車とであり、翌日は、忠烈祠(辛亥革命、抗日で亡くなった方々を祀る)の後、故宮博物院へ。27年前の訪問と異なり会場は、立錐の余地がなかった。一番の見付け物は、翡翠細工の白菜:翠玉白菜と豚の角煮:肉形石であり、長年、渡航が叶わなかったが本年本邦で展示される予定である。午後は、蒋介石を祀った中正紀念堂へ。わたしの好きな言葉が、蒋介石像の後ろに「學科」、「主民」、「理倫」が書かれていた。

 三日目は、台北市内から約1時間の十分で、天燈上げを体験した。大きな風船様に、願い事と名前を各人墨書し、風船最下部に灯油を浸した紙をいれ、点火するもので、熱気球と同じ原理で、天に向かって飛び立つ。ディーゼルカーで金瓜石へ。戦前、田中貴金属が金鉱を開発した場所であり、金塊に手を触れることが出来た。千と千尋の神隠しのモデル街となった九份へ。狭い路地の坂道にお店が連なる。夕食後の夜店巡りも楽しめた。帰国前日の夕食は、故宮博物院隣の飯店でのフルコースであり、驚いた。現地のガイドは、麻布小学校、山梨大学を卒業された王 麗華さん。日本語が、お上手であるが、向こうの方は、濁音が発音し難く、中国が、ちゅうこくとなっておられた。

 トイレットペーパーは、便器に流しては、いけないのが台湾であった。

以上 

       
 
故宮博物館入り口
 
中正紀念堂
 
小龍包のお店
 
             
       
 
夜店入り口
 
千と千尋の神隠しの九份
 
奇岩怪石の野柳
 
             
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