氏 名
山下 和夫
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成26年01月01日
表 題

 石油化学当初の思い出

本   文 

 この度は喜寿のお祝いを戴きました。本当にありがとうございました。
この機会に石油化学時代の思い出を印しておきたいと思います。
 我々の入社は全員東燃入社ですが、入社時に会社から石油化学開始の通知があり、東燃と共で約30名(?)から抽選にて当時人気のあった石油化学に入ることができました。
 昭和36年入社時に石油化学開始ですので第一期生と云うことになっています。先輩の方々は多くプラントスタートの思い出がありましょうが、小生の場合は下記の二点が思い出となります。

 ◎アルドックスのスタートアップ時
 NO1スチームクラッカーに少し遅れてスタートした頃の数々の思い出は昭和電工から供給を受けた合成ガスが度々スタート時ストップしたこと、当社側ではアルドール反応とオキソ反応を同時に同一釜で生成された理ですから反応が複雑(?)でやたらに副反応が生じ、副生物がラストの蒸留塔の段階まで尾をひき分離に苦労しました。その後元来のプロセスは変更されたとのことです。

 ◎第3スチームクラッカースタートアップ時の思い出
 SCNスタートアップ時、EREスタートアップエンジニアの応援を得たがSCNのスヰートニングでSCNがON SPECに至らず設計部門で私の担当部門(?)だった背景からか当時スタートアップリーダーをされていたF・Y様には夜遅くまでスロップタンクがオーバーフロー スレスレとなりヒヤヒヤしていたこと。さて今やこのプロセスはアルドックスと共に順調かなと今さら心残りですが。

 ◎趣味の思い出
*退職後は銀塩写真の暗室技術を得るため夜間学校に通い、卒業後個展や写真集出版
  までやりました。今は休憩していますが、OB会の宿題と今年は新テーマとして富士山と
  されましたので、拙作品ですが付しておきます。
*目下自宅のリスニングルームのリニューアルし、永年の趣味であったオーディオをリフレ
  ッシュしてコーヒーと共に聴愛しています。
*年寄りのなぐさめ?ハーモニカの合奏/独奏も始めております。美人先生だからやって
  る?・・・・・

以上 

   
 
日本のおもてなし 世界遺産 富士山 
謹賀新年2014元旦
 
     
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