氏 名
土川 勲
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成25年11月01日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 


 この度OB会より喜寿のお祝いをいただき、有難うございます。
 私は、昭和30年に入社、和歌山、川崎、千鳥工場に勤務し、多くのプラント建設、メンテナンスに携わって参りました。先輩達の作り上げてくれた自由、闊達な東燃風土に加え、個性、能力、意欲を生かす上司の温かい指導を受け、東燃マンとして、充実した社会人生活を歩むことが出来ました。現役時代を振り返ってみると、数々のエピソード等があり、とても懐かしく思い出されます。

・ 毎朝迎えてくれた2つの社章。本当にありがとう。大好きだった東燃石油化学の社章は、後の東京オリンピックのポスターを描いたあの亀倉雄策氏だ。凄い!

・ プロジェクトを完成させるたびに、朋友と酒を酌み交わし、「建設の歌」を大声で歌った。

・ 安全塔デザインコンテストに入賞した私の作品が、安全塔となって、正門近くに設置された。今なお工場の安全を見守ってくれているだろう。

・ 先輩の推挙により、日栄工業(株)に移り役員に就任、二次電池事業を担当したことから、当時の超優良企業松下電産(株)の経営幹部と親交を持ち、松下幸之助譲りの「人づくり、物作り」の真髄を教わった。貴重な経験を積ませていただいた。

・ 平成元年に日刊ゲンダイで、東燃石油化学「年収1000万円の大台突破は1440人中400人を突破」「給与水準は業界トップクラス」「有給休暇消化率は何と90%」「早ければ35歳で課長ポストに」等と報じられた。日経では東燃が、日本のエクセレントカンパニーのトップ10にも選ばれ、「優良会社で働ける事がいかに幸せか!」を心の底から実感した。

 喜寿を迎えて、東燃時代を振り返ると、この会社に「入社」出来て良かった、この会社で「働けて」良かった。この会社の「OBになれて」良かったと、感謝し続ける毎日です。


  添付写真
    1. 正門に燦然と輝く2つの社章
    2. 安全塔は工場の守護神
    3. 平成元年8月25日付 日刊ゲンダイの記事

以上 

       
 
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