氏 名
上田 貞美
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成25年11月11日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 


 この度OB会から喜寿のお祝いを頂き誠にあり難く、厚く御礼申し上げます。

 昭和30年東燃和歌山工場に現業員として入社、試用期間終了時「任社員」の辞令を受けた時 職員・工員の差別の無い良い会社だと思い、一生勤め様と思った事を思い出します。
和歌山工場の最高の思い出はまだ試用期間中で現場配属実習時に、ポンプヤード内キャッチベースンが火災になり消火器で実地消火して肝を冷やした事を思い出します。

 昭和36年頃から日本経済もエネルギー転換・高度成長の時代に入り、若い力による若い社会に突き進んで行く事と成りました。この社会変化に応じて当社も遅らせていた石油化学への進出を実行した為、昭和36年4月東燃を退社し石油化学を希望し入社、川崎工場でのスチームクラッキングのスタートアップに携りました。

 東燃化学は社会変化の急激な変化にも対応し発展してきました。この中で社員も企業戦士として頑張り、会社に日本経済全体に寄与して来ました。お蔭をもちまして、この様な会社の一員として私も前向きに勤める事が出来ました事は幸せであったものと感謝しております。

 私は定年になる前に第二の人生に備えるために早期退職をしました。退職後は縁あって農業資材の会社に就職して、11年勤め植物との関わりを持つことが出来心身ともに癒されての生活を続けられました。さらに第2の就職として郵政計算センター下請け業務の会社に就職して7年勤めました。此所では前会社で皆さん優れ者が多く、仕事も頑張るが遊びにも頑張り楽しく働くことが出来ました。退職後も「元気会」というグループを結成して、元気になる行事を定期的に開催しています。このグループで「開国博Y150」の会場ボランティヤをやって、朝日新聞に「元気です70代」の記事で活躍状況が掲載されました。

 東燃化学退職後の趣味として夫婦で最高に楽しんだ事は、O社「KAZ健康院」です。横浜ランドマークタワー32階全フロワーにラウンジ・ミニシアター・リラクゼーションルーム・トレーニングルームを設備し学ぶ・鍛える・楽しむ事が出来る熟年の為の、新しい興味に出会うクラブでした。これからの熟年社会に必要な事は、病気になる前に健康を維持する事であると、O社健康機器担当部門が創立したクラブです。
残念だが時期尚早で会員が集まらず、約10年で解散しました。このクラブの会員募集の広告塔になり、私ども夫婦の写真が駅・電車内に掲載されました。

 私は今後の生活指向について以下のように考えています。病院・施設に入らず自宅で生活する事を前提にどの様に準備すれば良いか?入院すると時間と自由が拘束され損失が大でもったいない。先ず健康な身体を維持する為、心身の若さを維持する方策をとる事、何でも新しい事に挑戦する。身体を鍛えて筋肉の衰えを防止する。この方策は歩くことが第一である。そしてホームドクターをつくる。

 終りに、東燃グループのますますの発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

以上  

     
 
元気です70代 朝日新聞
 
KAZ健康院 宣伝写真 妻と
 
         
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