氏 名
小川 友哉
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日

平成25年11月18日

表 題

 呑釣日誌2013秋の巻

本   文 


 常宿「下田屋」の廃業により、式根島への釣り行を中断していたが、呑釣会一年半ぶりの秋季磯釣りは、台風一過の11月1日~3日にかけて催行され、新谷修、中野邦昭、横道忠、大内健伍、小川友哉の5名が早朝、竹芝港に集結した。絶好の釣り日和に恵まれ、大漁と安全な釣り行を願い、缶ビールで乾杯し高速ジェット船“虹号”に乗船した。                                        
 8:40竹芝港出航後、途中、寄港した大島では台風26号の豪雨で土砂が崩れた箇所を遠望し、利島、新島を経て順調な船旅で11:50式根島に予定通り到着した。徒売り売り                    
 旧「下田屋」さんから紹介された、民宿「水久」の女将さんの迎えを受け、車で宿へ直行、5人で2部屋と少々きつかったが、部屋割り後、別送してあった荷物を整理し、昼食を摂った。しばらく休養した後、全員で野伏港桟橋に行き釣りを開始した。1投目で大型メジナを釣り上げたO氏に続けと17:00の納竿まで、ひたすら竿を出した。

 宿に戻り早目の夕食。旧下田屋さんから差し入れのアカサバの刺身で、旨い酒が飲めた。
夕食後の呑呑会は10:00で切り上げ、早目に就寝。翌日に備える。
           
 11月2日(土)この日は曇天、多少風があったが釣り日和。早目の朝食後、桟橋組(新谷、小川、横道)と磯組(大内、中野、)に別れ終日竿を出した。

 桟橋組では、昨日、全く当たりの無かったS会長が大型クロメジナを釣り上げ周りを驚かせた。昼過ぎにやや強いにわか雨にあったが、雨にも負けず釣りに熱中。この日は温泉で汗を流し夕食。今晩も旧下田屋さんから真鯛とメダイの差し入れがあり、昨日同様旨い酒が飲めた。一同感謝、感謝。                                                      
 11月3日(日)快晴。式根島出航11:20の大型客船で大島に渡り、高速ジェット船“夢号”に乗り換え、無事、久里浜港に15:40帰着した。

 今回は天候に恵まれ満足した釣り行であったが、来春の釣り行も天候に恵まれ“楽呑楽釣”の釣り行となるよう願いつつ散会した。

*今回の釣果及びエピソード
・釣果

メジナ(44㎝)
1匹
ブダイ(35㎝級) 
9匹
シマメジナ(30~35㎝級)
8匹
オキナヒメジ
4匹
メジナ(手の平~30㎝級)
32匹
良形イサキ
2匹
良形クロメジナ
1匹
石鯛
3匹
イナダ、鰹、シマアジ
各1匹
ナンヨウカイワレ
3匹

 大漁祝いの呑呑会(11/21)で大物賞、大漁賞の表彰を行う予定。

・民宿「下田屋」さんに感謝
 11月1日の午後、釣りを始める前に病気療養中の、旧「下田屋」の女将さん宅を訪問し、S会長から手製の陶製ランプシェードと感謝状を贈呈した。その後しばらく近況等について話し合ったがお元気な様子が伺え、呑釣会員一同安堵した。

・獰猛な鮫に食事を提供したN氏
 11月2日、いつもの地磯で釣りを始めたN氏とO氏。次々と当りがあり、大型や大量の釣果を喜んでいた。
 その後、しばらくすると大物の当りがあり、必ず釣り上げると勇んでいたが、ハリスを切られてしまったN氏。ハリスを太くして釣り始めて直ぐに,大物の当りがあり今度こそはと張り切っていると何と、道糸が切られてしまったではないか。道糸が切られる様な大物ではなかったと不思議がっていると、2mを越す鮫がN氏の眼前に姿を現した。この鮫N氏の釣った魚を横取りしゴチソウサンも言わず海中に去っていった。

 “釣れなくとも旨い酒・釣れれば其れを肴に更に旨い酒・呑釣良き哉”

                 「続く、2014春の巻」

以上 

       
 
 
 
 
             
       
 
 
 
 
             
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