氏 名
加藤 浩二
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成25年10月22日
表 題

 俳句便り-20

本   文 


 1. この路と鈴ふりけるや月鈴子  (月鈴子:鈴虫)

 2. 俳人はなべて意固地か鬼胡桃

 3. 現世(うつしよ)へ黄泉(よもつ)比良坂鉦叩(かねたたき)

 4. 鳥渡る分水嶺を北みなみ

 5. 鶏三度(みたび)啼きて遷宮一位の実 

 6. 迷蝶や颱風去りし和光ビル   (迷蝶:南国の蝶)


 前回の俳句便りで大船の観音様は地震で陥没したと書きましたが、地質学が専門の友人から「観音様はもともと地中にあり、沈んだのではなく地震の時タケノコのように隆起した」と指摘されました。

 ならば「誰がどの様にして地中で製作したのか」と質問したところ「ホモサピエンスが作ったと考えるからそのような疑問が生じる」とのご教授を賜りました。また、眠れなくなりそうです。
   

以上 

       
 
月鈴子
 
鬼胡桃
 
鉦叩
 
             
       
 
分水嶺
 
 
迷蝶
 
             
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