氏 名
松下 庄蔵
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成25年07月08日
表 題

 タイを旅行しました

本   文 


 ここ10年間で井出英生さんと台湾、中国、シルクロードや韓国に旅行しましたが、今回は比較的政情が安定していて、日本に友好的なタイに6月1日~6日まで井出さん、神保知世さんに黒川明さんを加えた総研OB会の4人のメンバーで旅行してきました。

 タイではチェンマイ、バンコク、アユタヤの3地方のワット(寺院)や王宮、ゾウや植物園、都市部等を見て回りました。タイは宗派の無い上座部仏教の国(95%仏教徒)で男子は一生に一度は僧侶になるそうです。一般の人でも挨拶する時に合掌を伴ったりしますと気持ちが和やかになりました。日本もいにしえの仏教伝来の頃にはこのような風習があったのではなかったのかなと思いをはせました。

 タイには現在ゾウが約5000頭いて、1頭当たり1日200kgの餌が必要とされその維持管理費を得るためにゾウを調教して観光ショーとして収入を得ているそうです。
チェンマイではゾウの芸を観ましたが知能はイルカよりも高くて、実に可愛く思いました。

 バンコクは大都会でした。自動車は左側通行で、乗用車は殆ど日本車でした。一昨年の大洪水で、あちらこちらで建物に水に浸かった所が変色して被害の大きさを実感しました。暁の寺、涅槃の寺、エメラルド寺院など有名な寺院を見ましたが全てが眩しく光る金色の仏像(常に金箔で修復している)で、あえて修復しないでわび・さびを伴う日本の仏像とは全く異なるものでした。

 ワット・アルン(暁の寺)はチャオプラヤー川の河岸に建てられた古刹ですが、三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台になった寺で渡し船から遠目で見ると荘厳な寺です。
 しかし近づいてみますと、中国難破船から回収した皿と河底の汚泥で作ったレンガを漆喰で築造していて、タイ人の合理的な一面がうかがえました。

 タイはこの時期雨季に入る頃ですが、日程の最後のアユタヤで少し降られただけで済みました。害虫や生ものを食すると危ないタイでトラブルもなく全員無事帰国でき、楽しい6日間の旅でした。


写真コメント

 ①鼻で筆を器用につかんで、花の絵を描いてます(チェンマイ)
 ②ゾウの膝に恐る恐る座ると、鼻でハグされました
 ③チャオプラヤー川の渡し船から見た荘厳な暁の寺です(バンコク)
 ④暁の寺を近づいて見ると、沢山の中国の皿で装飾されていました
 ⑤王宮の敷地内で記念撮影(黒川、井出、松下、神保)です
 ⑥ビルマ軍に破壊されたワット・プラ・マハタートの仏頭(アユタヤ)

以上 

       
 
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