氏 名
濱中 正利
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成25年06月17日
表 題

 「悠久の国」イタリア 個人写真展を鑑賞して

本   文 


 今年1月全東燃OB会ホームページにTCC OB会先輩篠木武司さんの“喜寿から傘寿へ”の投稿の中に、イタリアで撮ったスナップを纏め5月に銀座で「個展」を行うと記述がありました。
 5月11日~17日の間、銀座 三越・松屋デパート近くのギラリーアートグラブで篠木さんの個人写真展 「悠久の国」イタリア が力作39作品を展示開催され鑑賞しました。
 篠木さんは知らない町を歩く事が好きで、野球帽を反対にかぶりカメラを持ってブラリブラリと一人で町を歩き今回どの町も楽しかったと話していました。
 今回の作品は過去3回40日余り写真撮影に渡欧し、イタリア ローマ・ミラノ・ヴェネチアその他トスカーナ・ウンブリア州を中心とした小さい街・町を訪れた時、石畳の道を歩きながら歴史を感じられる街角とそこにいる人々をスナップしたもので歴史の大きさと人々の生活感を感じて欲しいとして纏めた作品になっていました。
 作品1枚1枚の説明を聴きピントを合わせた場所、全体の構図に篠木さんの情熱が反映されており、石造りの家や石畳の道路を見ながらコンクリートの建物と異なり歴史の重さを感じました。すべての作品に人物が撮られおり立体感があり、思わず飛び出してきそうな感覚になった作品が多くありました。来場された方の感想に人物が入って楽しいと云ってくれた方が多く自分でも満足いく作品と云っていました。
 篠木さんは「横浜写友会」の会員で岩本恵次先生のご指導を受けその他いろいろな方々の激励があり、今回初めての個展を開催出来ると感謝していました。篠木さんの言葉に“写真をうまく撮りたいという意識が強すぎると良い写真は撮れず、むしろ真剣に被写体に向き合いシャッターを切ることでシャッターの数に比例してレベルアップする。今後は海外での旅行は無理だが、国内の知らない町を歩きたい”と常に前向きに考えている事に感心しました。
 東京の中心地なので、帰りは新歌舞伎座と会社の元本社ビルを見て写真展の写真と対比しながら地下鉄に吸い込まれました。
                                        以上 

       
 
チビタ・デ・パンニョレジオ
 
オルヴィエイト
 
ヴェネチア・サンマルコ広場
 
             
       
 
オルヴェエイト
 
ローマ・ヴェネツィア広場
 
個展案内板の横 篠木さん
 
             
写真をクリックすると拡大写真が見られます