氏 名
石貝 晃司
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成25年06月10日
表 題

 喜寿を迎えて…あの頃の想い出

本   文 


 いたずらに馬齢を重ね喜寿を迎えることとなりました。
 このたび、当OB会から祝意を賜り感謝、感謝です。

 今から58年前の昭和30年4月に東燃に入社した。その頃の清水工場はオリオン計画を前に従業員の士気は高揚していた。日勤者の勤務時間は8時~16時、週6日制だった。その年の12月に柔剣道場が研究所の北側の古い建物を改造して造られ、「柔道場開き」が開催された。

 この行事には当時の柔道部長の古賀さん(研究所長)、工場長の大橋さん、製油部長の大宮さん、会計部長の堤さんが出席された。外部からも地元の柔道関係者が招待された。約20名の部員も全員が参加して「乱取り稽古」や「紅白試合」を行った。

 新しい柔道場では部員による稽古が週に3~4日行われた。強い先輩も多く、よく胸を借りた。
 工場内の職場別柔道対抗戦や3事業所(本社、和工、清工)対抗柔道大会の会場としてこの道場を使用した。また、清工に駐在されていた税関職員の方々の柔道の練習にも使われた。

 姿 三四郎を夢みて16歳のときに柔(やわら)の道に迷い込んだ。この迷い道では10余年にわたり辛いことや楽しいことなどがあった。それでも稽古に励み24歳で参段を取得した。外部の大会や試合にも多く参加した。
 戦績はイマイチでしたが心地よい汗を流した。
いま想えば、過ぎし良き青春時代だったのかも知れない。

以 上    

     
 
「道場開き」の紅白試合での熱戦
手前が筆者
 
「道場開き」の参加者
前列 左より3人目が筆者
 
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