氏 名
橋本 清
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成25年03月21日
表 題

 モルディブの休日

本   文 


 モルディブの旅行記を投稿します。

  インド洋に散らばる約1200もの島々からなる群島国家、モルディブ共和国。首都マ―レ国際空港島に夜着陸、各島への交通手段は、ドーニーと呼ばれるモルディブ独自の船で、足は遅いが吃水が浅くサンゴ礁の浅瀬渡航に適している。沖合までドーニーで行き、リゾートより迎えのスピードボートに乗り一路滞在地の桟橋に着く。メインレストランへ案内され初日に着いたテーブルは滞在中の指定席となる。

  モルディブの特徴で1島1リゾートが基本、農民、漁民の島、刑務所の島、ごみ捨て場の島等きちんと役割が分担されている。ほとんど一周歩いて数分大きい島で40分程度の小島ばかり、電気は自家発電、水は海水をろ過脱塩している。飲料水は別、食事はその日の気分によってレストランを決めればよい。夕食は浜辺で南十字星を眺めながらテーブルを囲みました。禁酒の国です。

  翌日は無人島に渡りシェフが作ってくれたランチを満喫し、木陰で昼寝、白い砂浜で泳ぐ者あり、私は散歩をしたり写真を撮り、日没まで過ごしました。又、学校の島を訪問、校舎の入口に大きな井戸があり、子供たちが手押しポンプで水を飲んでいるので一口飲みました。冷たい水で飲料に適しているとのこと、小さい島で不思議と思いながら船着場に戻り、紅茶店に入るとベールを取った女性の姿や顔が見えびっくり。

  最後の日、首都マーレへ、買い物する予定がないが見に行くと、魚市場にはカツオ、マグロの大型魚が並べられ、野菜市場には野菜や果物、噛みタバコの葉などが山積みに、横の広場には生きた鳥(食用ペット)焚き付けに使う薪が売られていた。周辺には香辛料やカツオ節の店が並び臭いでいっぱい。魚を載せた自転車、荷車、バイクが走り、買物客で賑わっている。船着場にギッシリ並ぶ船では生活物資の積み下ろしをする人々が忙しそうに動き回っていた。遠い島から物資を売りに、あるいは買いに来る。マーケットエリアはモルディブの全ての島々に住む人の暮らしを支えている。買物は男性が多く、女性は少ない。そう、ここはイスラム教の国なのだ。と、思ったのは数年前の楽しい旅の思い出でありました。

以上 

       
 
メインレストラン滞在中の指定席
 
渚に並ぶ独立ゲストハウス
 
首都マーレの顔
(黄金モスク)
 
             
       
 
環礁に建つ漁民の家
 
正装で一服水タバコ
 
夕日に映える水上ヴィラ
 
             
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