氏 名
加藤 浩二
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成25年02月22日
表 題

 俳句便りー14

本   文 


 1. 焼鳥の出合いとなりしガード下

 2. 驛傳に初松籟を聞きにけり

 3. 冬怒涛ラッコの骨を砕きけり

 4. 熱燗やそば屋の隅に山頭火

 5. 二軒目の電気ブランや多喜二の忌

 6. 豆食ひに戻る鬼の子春近し


 日本の俳句人口は400万人ともいわれ最近は高校生の「俳句甲子園」等で有名になりけっこう多くの若い人も詠んでいるようです。

 世界では70カ国ぐらいで詠まれているとか。もっとも殆どの国では季語は無いようです。中国では漢詩の文化があり、格律体では平仄、押韻のきまりがあり漢俳と呼ばれているようです。

 外国ではEUのファロンパイ大統領が有名です。彼の句で「戦経て 平和訪れ 願いかなう」があり、俳句集も出しています。

 温家宝(2007年経団連に招かれたときにスピーチで披露した漢俳)
  和風化細雨
  桜花吐艶迎朋友
  冬去春來早


以上 

       
 
焼鳥
 
驛傳
 
ラッコ
 
             
       
 
山頭火
 
電気ブラン
 
鬼の子
 
             
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