氏 名
松田 孝
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成25年01月29日
表 題

 紀三井寺の「大千手十一面観世音菩薩」

本   文 


 紀州に三つの井戸があるお寺として命名された紀三井寺は、風光明媚な和歌浦湾を一望できる名草山中腹にあります。西国三十三ヶ所の第二番目の札所であり、桜の名所でもあるため、各地から多くの観光客が訪れます。 私も自宅から自転車で十五分の距離ですので、時々お参りします。

 紀三井寺の本堂iに隣接して、2002年に竣工し、2007年に完成した鉄筋コンクリート製の三階建の仏殿(高さ25メート))があり、その内部に高さ12メートル 重さ30トンの 「大千手十一面観世音菩薩」が安置されています。

 この仏像は、京都西山に工房を構える、我が国随一の大仏師「松本明慶師」の作となる、総金箔寄木立像の観音様です。木造の立像としては日本最大とか。 本像は2008‘/5、 入仏落慶供養されましたが、仏像の制作過程等はNHKの特集番組で放映されました。

写真説明
 写真1 紀三井寺の名の由来になった名水の1つ「吉祥水・井戸」、
      何時も名水が溢れている
 写真2 紀三井寺・楼門(たかどの門) 室町時代(1509年)建立
 写真3 観世音菩薩を収める仏殿遠景 
 写真4 仏殿三階の窓から見た菩薩像 
 写真5 高さ12メートルの像を足元から見上げると 

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
     
 
写真4
 
写真5
 
         
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