氏 名
岡野 正男
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成24年12月01日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 


 平成二十四年六月喜寿を迎え、この度、東燃化学OB会が毎年開催されます十月の第三木曜日川崎日航ホテルの席上で、皆様からお祝をして頂き誠に有難うございました。

 昭和二十九年に東燃に入社、和歌山工場の現業員として採用され茨城県の片田舎から和歌山工場までの単身赴任は、常総線・東海道線・紀西線と乗り継ぎ和歌山県に入るなり海岸寄りのトンネルの多いカラス列車で二日間もかけ、随分遠い所に来たものだと思いを強くしたことを思い出しました。

 東燃の石油化学事業の参入に当り、私は昭和三十六年に和歌山工場から東燃化学の社員として勤務となり、いすず自動車川崎工場近くの借り上げ社宅に入り、そこから工場に通い良く遊び語らい仕事をしたことを思い出します。その先発隊の一枚の写真を添付しましたが、塩吹く敷地もある中、建屋・タンク・塔槽・配管・機器等次々と設置される中、塔槽類の寸法チェツクや配管図の作成等鋭意取り組み、肝心のスチームクラッキング装置のスタートアップ教育の機会を何回か失したことを思い出しました。

 川崎工場では製造部、環境安全部、二年程東燃テクノロジーと多様な職場に勤務し、多くの皆様にお世話になり勉強させて頂き、平成七年十二月に退職しました。

 現在は、近くの閉校後の学校跡地に開所された、横浜市埋蔵文化財センター施設の一部体育館、グランド及び旧図書室を平成二十四年度より役所と契約を交わし借用、借用するに当つては数年経過しましたが、体育系等の四十の団体で明るい地域つくりに“皆んなで楽しく”をモットウに自主的な管理のもと円滑に運営されております。愚妻の助力もあり事務局として利用団体の皆さんと協力し合い、利用したり利用されたりのお互いの理解する中、コミュニティー作りに精を出して居ります。

 まだ若いと閻魔様には断りを入れています。

以上 

     
 
先発隊の写真
(右から2番目 私)
 
2012.11.11開催 里芋ほりの一コマ
(左から2番目 私)
 
         
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