充実した5日間を過ごすことができたクラブメッドの運営はユニークである。一言でいえば家族的、多国籍的、多機能的な経営がなされている。スタッフは日本人、アメリカ人、フランス人、韓国人、インドネシア人、オーストラリア人、台湾人など国際色豊かだ。西表島にアテンドしてくれたのは台湾人のキュートなテレサ・チェンである。
スタッフはフロントデスクの仕事、スポーツの担当等一定の仕事を持ちながら、食事時間には客席にジョインして交流、毎晩8:45から開演するショウを演出、出演するという具合にいろいろな仕事をこなすともにゲストと交流し家族的な雰囲気を醸し出している。我々の席には、テニスコートとアーチェリー担当のオーストラリア人のマイケルがジョインし、当方からは片言の英語で以前テニス合宿をしたオーストラリアのパース、ケアンズ、メルボルンの話を、彼からはクラブメッドでの仕事や将来のキャリアについての目標などを話題に楽しい会話を楽しんだ。ゲストもいろいろな国からきており、国内で異国情緒が味わえる不思議な空間である。
夕食後、専用の劇場でショウが始まる。マイケルやテレサが舞台にでると一生懸命応援してしまう。毎日出し物が変わるのでマイケルはカンフー、ドラキュラ伯爵、ラスト・エンペラーなどを演じていた。ショウが終わるとスタッフと一緒にダンスである。テレサに誘われ踊るが手も足も付いてゆけない。それでも楽しい思いが一杯である。スタッフとゲストを交えたゲーム・交流はまだまだ真夜中まで続くが我々はのどが乾いたので隣のバーで一杯、明日もあるのでこのくらいで部屋に帰るとしよう。
なお、我々が滞在した4日間の演劇のタイトルは、「メード・イン・クラブメッド」、「沖縄物語」、「キッズ&ハロウィーン」、「ラスト・エンペラー」であり、舞台装置・演目とも毎日変更し、ゲストを飽きさせない工夫がされている。
また、航空券、宿泊料、食事、アルコール、スポーツなどのアクチビティーすべての料金が含まれたオールインクルーシブ制度を採っているのも、アルコールに目がない我がグループには魅力的だ。すっかり、軽く飲みやすいオリオンビールのファンになってしまった。
以上
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