氏 名
吉岡 道宗
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成24年11月11日
表 題

 石垣島テニス合宿記(その1)

本   文 


 不思議なテニス合宿であった。5日間のうち3日間雨に降られたにも拘らず、 とても充実した楽しい合宿であった。参加者は例によって東燃品川テニス会の石田正志夫妻、長嶋勇夫妻、坂間 武、吉沢信幸、吉岡道宗の7名、期間は10/29(月)~11/2(金)、宿泊は石垣島のクラブメッド・カビラである。

 初日は2時過ぎにリゾートに到着、少し遅い昼食をとり4時から2時間ほどテニスをする。テニス後シャワーを浴びていよいよ楽しみな夕食。食事はバイキング。日本料理は勿論のこと世界各国の料理が食べ放題。ビール、ワイン、泡盛、日本酒、その他ジュース類等も飲み放題である。目移りしてどうしても食べ過ぎになってしまう。しかし各人の好みがはっきり出るのも面白い。野菜サラダメインの人、肉、刺身類中心の人、ケーキ・アイスクリーム等甘いものすべてを食べつくす人など、共通するのは皆さん良く食べ良く飲むことである。そうこうするうちに我々のテーブルをクラブのスタッフが取り囲み、ハッピーバースデイを唄ってくれ、バースデイケーキを長嶋夫人にプレゼントというサプライズで初日はスタートした。幸先よさそうである。

 ところが翌日から3日間雨となってしまった。雨なら観光だ。西表島大原港へは高速船で35分、自然の多く残っている島である。イリオモテヤマネコのお陰で観光客が増えたと地元の人は喜んでいた。仲間川のマングローブクルーズは大変素晴らしい。マングローブは亜熱帯地方の汽水域に生育する樹木の総称でここには7種類ある、八重山ヒルギ、メヒルギ、オヒルギ、マヒルギなど塩分濃度その他の条件によりその分布が違ってくる。幹から伸びる根の形状や高さなどそれぞれ特徴あるのが分かる。上流で上陸し見学した板状の根が4メーターにも及ぶ日本最大の樹齢400年のサキシマスオウも見事である。

 沖縄料理の昼食をとったのち水牛車に乗って海を渡り由布島へ。渡った先には熱帯植物園がある。いかにも沖縄らしい風景でのんびり車頭の話を良く聞く飼い慣らされた水牛がいじらしくなってくる。植物園はたいしたことないが、40頭いる水牛のうち非番の水牛が池で休む様は壮観である。帰りの車頭さんは三線を取り出し「花」と「涙そうそう」を唄ってくれた。沖縄に来たのだとさらに雰囲気が盛り上がる。

                                              以上

       
 
バースデイ・サプライズ
 
リバークルーズ
 
サキシマスオウ
 
             
       
 
池でのんびり非番の水牛
 
由布島の水牛車
 
三線で「涙そうそう」
 
             
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