氏 名
加藤 浩二
 所 属
東燃川崎会
 掲 載 日
平成24年10月16日
表 題

 俳句便りー12

本   文 


 俳句便りー12

  1.紅葉かつ散り獺(かわうそ)の祭り絶ゆ

  2.月山や空ことごとく秋あかね

  3.ぽつねんと秋刀魚の炎見つめけり

  4.鬼二匹栗の大樹を揺らしけり

  5.十三夜釣りする河童見掛けたり

  6.秋海棠行っておいでと母の朝

 季語について

 季語は俳句では重要な要素の一つであり、季語を自在に使いこなせて一人前とのことであります。

 季寄せを見ていますと面白い季語に当たります。「亀鳴く」とか「山笑う」はともかく「浮いて来い」になると何のことやら想像もつきません。これは「水に浮かべて遊ぶ子供の玩具のことで樟脳舟等をさす」とあります。

 「俳諧は屁のやうなもの浮いてこい」との名句があります。

 第1句は「紅葉かつ散る」までが季語です。(ニホンカワウソ絶滅に寄せて)

 因みに最も長い季語は「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日(どうていせいまりあむげんざいのおんやどりのいわいび)」で25文字あり、私のように無神論者には埒外の季語で、これだけで8文字の字余りです。

以上


月山
秋刀魚

河童
秋海棠

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