逢いたいが逢うのが怖いと、そう言った方が何人も居ました、無理もない。

　昭和４５年に清水工場に入社して４２年、人も変われば世も変わりました。あの時社会人第一歩を踏み出した我々も還暦を迎え新たな人生を歩み始めました。

　入社早々数カ月にして川崎工場に転勤、建設の激務を遂行した方も、次世代の新事業に心躍らせ研究所に意気揚々と旅立った方も、この工場を守り最後には自ら取壊し、そして去った方も、今日各地から元気に集まりその現在を目下に視る清水駅前テルサ８階からの東亜燃料工業株式会社　清水工場の姿をあらためて確認しました。

　多く遊んだ　多く学んだ？　多く働いた？　ちょっぴり恋もした？　ここ清水で短くも青春を謳歌した良き時代の想い出は尽きない時間でした。

　資源の枯渇　代替エネルギーの多様化　追打ちを掛ける原発事故と前途多難な今日、超早期に退職し羽ばたいた方も、早期退職で世の崖の深さを感じている方も、昨今、東燃現役を離れた方も、残る人生風に任せても大いに楽しく活きようと誓って別れた平成２４年７月２１日でした。

　最後に遠く青森や山形から遠路駆けつけて戴いた仲間、そして大先輩　和川さん、大長さん、伊藤さん御出席ありがとうございました。

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