氏 名
橋爪 喜八郎
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成24年 7月16日
表 題

 和歌山工場を南から北から

本   文 


 一枚目の写真は、先日有田みかん海道の道路脇から撮ったものです。
 和歌山工場を南側から航空写真のように工場全体を撮影出来ました。有田川の向こうは、昭和40年代にPS-4建設を予定した埋立地です。約40年を経過して、樹木が成長しもっと密林のようになっているかと思いきや、草原程度であるのは予想外でした。写真中ほど白いタンク群は砂浜地区、楚都浜地区です。今は空家ですが、楚都浜アパートも一部写っています。三本煙突の周辺がメインプラントですが、多少茶色っぽくなっているのは、かわいそうな感じがしているのが正直なところです。さらに奥の大型タンク群は大崖地区ですが、O-1桟橋には、大型原油タンカーが着桟しています。この写真で改めて巨大な工場であることが実感できました。また、現職の皆さんに頑張ってもらって、今後共無事故無公害などの継続をされることを祈りたいと思います。
 和歌山工場で勤務されたOBの皆さんは、この写真を見ながら、若かりし当時の苦楽を思い出していただければと思います。
 尚、埋立地の奥の小山は「刈藻島」、大きな島は「地の島」です。その右手の奥の方は、和歌浦や住金和歌山方面となります。きれいな海の色も堪能して下さい。

 二枚目は、一年程前に撮った写真で恐縮ですが、和歌山工場の北側にある、海南市内の下津町大崎に向かう途中、夕日がきれいであったので、思わず携帯電話のカメラで撮ったひとコマです。
 画面左側に和歌山工場の海上出荷桟橋や大崖地区の原油タンクの一部が写っています。(一枚目の写真のメインプラント群の背後の山の裏側になります)その向こうに地の島と沖の島、さらには水平線に四国徳島県から淡路島まで見えています。
画面右側の夕日の方向には、和歌山工場のE-1桟橋から出港した大型タンカー( 数万トン? 製品輸出の外航タンカーと思われます )が写っています。 よく見ていただくと本船の近くに2隻のタグボートも写っています。下津港と和歌山港の方向にそれぞれ帰港しようとしていますが、この大型タンカーを無事に港外まで誘導した水先案内人(パイロットさん)を乗せた直後であろうと思われます。
 東燃和歌山工場の安全操業の継続は、工場内だけでなく、構外においても、多くの皆さんのご尽力があって支えられているのだと云うことを、改めて感じさせられる一瞬でした。/以上 

有田みかん海道から見た和歌山工場
下津港の夕景色

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