氏 名
田所 輝譽麿
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成24年06月22日
表 題

 ドイツ、オーストリア紀行

本   文 


 4月末の連休に息子とドイツ、オーストリアに旅行にいきました。6月中旬ホームページ担当、濱中氏より投稿依頼あり2ヶ月遅れていますが紹介させていただきます。

 ドイツ観光の目玉、ノイシュバンシュタイン城は、1869年バイエルン国王ルートビッヒ2世の命により建設。当時としては無用の建物に巨額の費用をかけた為、側近に幽閉され謎に満ちた死により未完のまま中止となった。

 国民を苦しめ、側近を悩ませたこの城が僅か150年後、ドイツ第1の観光施設となり建設費の何倍もの観光収入を今後も永くもたらすこととなったことは、歴史の皮肉といえる。東洋では、インドのタージマハルがまつたく同じ経過をたどったのは興味深い。


 オーストリアでは、風光明媚なハルシュタットが印象に残った。ハルシュタットは、映画(サウンド、オブ、ミュジック)で有名なザルッカンマグート(塩の御料地)の最奥にあり小さな湖と、2000m級の山々に囲まれた人口800人程の街です。

 800年前この湖を囲む山中から良質の岩塩が発見され、それを掘り出すための労働者の街として建設されました。13世紀スペインを含むヨーロッパの1/3を支配したハプスブルグ家の大きな財源となりましたが、時代の変遷とともにその比重が低くなり永く忘れられていた寒村です。


 近年、世界遺産に指定され、観光パンフにはこの山山と村の教会が入った美しい写真が掲載されています。実際きてみると、なあんだこんな小さな所か、と落胆する人も多いようです。


 私は、このような山奥で、ひっそり息付き観光1本で生活している村人の、慎ましく且つ逞しい姿がとても印象に残りました。


   以上       

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