氏 名
栗林 利明
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成24年06月08日
表 題

韓国、慶州・安東・ソウル顛末記

本   文 


 5月9日、成田に集合したのは、仏像行脚の渡嘉敷老師、チームリーダーの井出さん、チームの財務省松下さん、買い物上手な福田さん、韓国観光地情報に詳しい神保さんに私を加えた6名である。 

 16時半頃には釜山金海空港に到着。ハングル文字のシャワーに見舞われて一日目は移動のみ。 翌日は、仏国寺と石窟庵、古墳公園の見学である。 仏国寺には本尊仏の釈迦牟尼仏、西側の極楽殿には阿弥陀如来、さらに奥の毘慮殿には慮遮那仏、奥隣の祠には観音。 仏国寺から車で10分ほど、仏国寺を懐に抱く吐含山の中腹に石窟庵がある。石窟には、花崗岩を彫り上げた世界遺産の釈迦牟尼仏が鎮座なされている。 渡嘉敷老師によれば、石窟庵の仏像は竜門の大仏、日本の薬師寺薬師三尊,戒壇院の四天王と並び世界遺産の彫刻の中でも輝ける存在かとのこと。 新羅最後の王 敬順王が高麗に帰順し、王族を引き連れて高麗の都 開城へ移り住み、慶州はその後の朝鮮王朝の歴史の表舞台から消えた事もどこか日本の奈良と通じるものがある。 慶州の古墳群の中でも規模が大きい大陵苑とその隣にある天馬塚を見学。天馬塚は唯一内部に入れる。 副葬品として、白樺の木皮に天馬を描いた障泥(乗馬時の泥除け)や、金冠、金のベルト・帽子が発掘されたと言う。本物は国立慶州博物館に展示。

 3日目は、特急ムグンファ号で安東へ。

 安東市街から西へバスで約40分、洛東江のほとりにあり李氏王朝時代から続く伝統家屋や藁葺屋根の残る河回村へ向かった。 埼玉入間の巾着田と同じく、河が造った蛇行弧に囲まれた半島状の段丘にできた同姓村で、柳氏一族が今もこの村を守っている。 韓流スターのリュ・シワォンは、この地に祖先を持つ役者と言う。宿は、河回村を代表する古宅の“北村宅”で、民宿を兼ねる。

 4日目はソウルへ高速バスを利用した。 ホテル到着後、早速、市内の王宮、昌慶宮を見学。 弘化門をくぐって正面の明政殿奥の右側丘は、NHKの韓流TVドラマ“トンイ”の悪女役として有名なヒ嬪・張氏が死薬による毒殺刑になった場所でもあるとも言う。 ツツジの季節が終わり新緑の広大な庭園は季節感を感じさせ、秋の紅葉もさぞかし見事なるべしと思いながら昌慶宮を後にした。

 韓国最後の夜は、焼き肉を望む声が多く、明洞の“青苑”と言う炭火焼肉専門店へ。日本語を話す女将が、世話を焼いてくれた。 すっかりファンになってしまったマッコリ、OBビールと本場の焼肉で旅の疲れを癒す。

 翌日、ホテル近くの高速バスターミナルから仁川空港へ、最後の免税商品のショッピングを楽しんだ後、韓国を後にした。 皆さん、お疲れ様でした。 綿密で経済的な旅行の企画と遂行、皆さんの知恵と協力で楽しい旅行ができました。有難うございました。

以上  

天馬塚前にて
仏国寺極楽殿 福豚を囲んで
本物の金冠
安東河回村、北村宅オーナーと

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