氏 名
近藤 安雄
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成24年01月15日
表 題

 東燃本社音楽部(OB会)からご挨拶

本   文 


 東燃本社音楽部は昭和26年の創立以来、そして在籍していた部員がほとんど定年退職となり、組織的にはOB会となった現在でも「東燃本社音楽部」と称して二つの行事を定例的に行っています。

 その一つは毎年12月に開催している「クリスマス・キャロルを歌う会」、そして最大のイベントとして5年毎に開催している「周年記念会」です。今年は、なんと創立

 60周年を迎え、盛大なお祝い会を計画しています。かつては産業音楽祭に一緒に参加して賞獲得を喜び合った仲間として、かつて東燃本社音楽部に所属した方は勿論の事、他事業所の音楽部(合唱団)或いはTSK音楽部に所属し、現在関東地区在住の方々にもお声を掛けての開催です。

 投稿が遅れ、既に旧聞に属しますが、昨年の「クリスマス・キャロルを歌う会」は12月9日に、品川にある高輪和彊館で29名の参加を得て開かれました。中には、40年ぶりに奥様に手を引かれて参加された方もいらっしゃいましたよ。

 会場には午前10時、全員が集まり、先ずは久々にお会いした皆さんと心の交流。幹事長の森利英さんのご挨拶では、東北大震災で亡くなった多くの人たち、そして、前回歌う会以降ご逝去された会員、東倉康二さん、TSK音楽部指導の村谷達也先生のご冥福を祈って1分間の黙祷を捧げました。

 継いで、自分たちで作った合唱曲集を使って今回の重点曲、モーツアルト作曲の「アベ・ベルム・コルプス」の練習をみっちりやりました。続いて懐かしいクリスマスソング(讃美歌、クリスマス・キャロルなど)を混声四部合唱で大いに楽しんで歌いました。立食形式の懇親会中の余興タイムでは日頃お稽古事として勉強している歌曲の独唱・ピアノ独奏などが披露されました。ここ数年、お願いしている枯葉亭山水師匠(杉山博行さん)の落語(演題は「親子酒」)は今回も大好評。毎年、師匠の講演を楽しみにして会に参加される人も多いようです。

 午前10時に始まった宴もさらに歌を楽しみ、語り合う喜びを堪能して、来年を約して午後3時、閉会となりました。

 さて、今年は5月ごろの予定でもう一つの音楽部創立60周年の大イベントが開催される年に当ります。創立当初から指導を仰いできた佐藤吉昭先生が5年前にお亡くなりになり、以後も先生の教えを糧として会を続けてきました。5年毎の会ですが、毎回「蚊集」(=ブンシュウ、長い音楽部の歴史の中で、合宿中蚊に刺されて大変だった古事(?)にちなんで命名された文集)発行が慣例となっています。故・佐藤吉昭先生の指導で出演した産業音楽祭ではその後TSKと合同、故・村谷達也先生のご指導で参加した産業音楽祭ともども数々の優秀賞を獲得したそれらの思い出を誇りに集まる仲間です。

 私達音楽部OB会はメンバーが生き続ける限り続く同窓会なんです。その一端をご報告させていただきました。

 

                                              以上

2012.12.09 キャロルを歌う会参加者記念撮影
自前のキャロル合唱曲集(皆でPCに入力して作りました)
枯葉亭山水師匠
 落語。お題は「親子酒」
音楽部文集「蚊集」
(創立五十周年記念号)

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